ビターエール(イングリッシュビターエール)とは?その意味を解説
ビターエールとは、イギリス発祥のエールビールの一種。クリスタルモルトを原料に使っているため、ペールエールよりも苦みが少し増している。
イギリス発祥なことから、 ビターエールそのものを「イングリッシュビターエール」と呼ぶことも多い。また、通常はリアルエールとして醸造される。
「ビター」という名前だが、苦味は抑えられており、全体的にまろやか。クリスタルモルトの甘いカラメル風味に、ホップによるフローラルさとグラッシーさのアロマが特徴。
リアルエールなので炭酸は少なめであり、アルコール度数も4%前後と低めなため、ゴクゴクと飲みやすい。
イギリスのビアパブでは、最も一般的なビールスタイル。イギリス国内では、ペールエールと同種類として扱われることもあり、樽はビターエール、瓶はペールエールとして区別されることも多い。