ファーキンとは?その意味を解説
ファーキンとは、容量・体積を表す単位であり、日本のクラフトビール業界では、その容量で作られた特定規格の樽のことを表す。
1ファーキンは、1バレルの4分の1とされているので、その容量の樽を「ファーキン」と呼ぶ。
ただし、1バレルの定義が各国で異なるため、国ごとで樽の大きさが異なる。
- 日本:1ファーキン = 39.75リットル
- アメリカ:1ファーキン = 41リットル
- イギリス:1ファーキン = 10.8リットル
ファーキンの場合、差し込んだコックをひねってグラスに注ぐ、グラビティ式であることが多い。
炭酸ガスを用いない種類の樽であり、空気に触れやすいため劣化しやすく、開栓したら即日で飲み切ることが推奨されている。
ただし、近年では「ケグ」という種類の樽を使うことが一般的で、ファーキンの使用は珍しくなっている。