ロッゲンビア(ライ麦ビール)とは?その意味を解説
ロッゲンビアとは、原料のモルトにおいて、ライ麦麦芽を50%以上の麦芽比率で使ったエールビール。 ドイツ発祥であり、日本では「ライ麦ビール」とも呼ぶ。
上面発酵で醸造されるので、エール系特有のフルーティーな香りと同時に、ライ麦由来のスパイシーさが漂うアロマが特徴的。味わいは、ヴァイツェンと似ていて麦の風味と甘みを感じられる。
1516年のビール純粋令で制限されたものの、20世紀の条例緩和によって復活し、近年ではアメリカで盛んに醸造されている。
一風変わった原料が特徴だが、各国で醸造されているスタイル。海外では、レフトハンドの「フェイドトゥブラック」や、アルパインの「ネルソンIPA」などのブランドが有名である。
日本においても、ベアレンの「ライ麦ビール」などが有名であり、ロッゲンビアのスタイルを醸造するブルワリーは増加中である。