オールドエール(イングリッシュ・オールドエール)とは?その意味を解説
オールドエールとは、長期熟成をするイギリス発祥のエールビール。別名、「イングリッシュ・オールドエール」と呼ばれることがある。
通常のエールの熟成期間は数日~2週間ほどだが、オールドエールは短いものでも6ヶ月、長いものだと10年以上も熟成させるのが特徴。
また、通常のビールよりも数倍の量のモルトを使用することで、6~9%の高アルコールと濃厚なボディを実現する。
バーレーワインに似ているが、それよりもホップの風味が抑えられており、逆に麦芽の甘味が目立つようになり、その甘さや香ばしさによって濃厚な味わいになる。
世界中で醸造されており、イギリスでは「オールド・トム」、アメリカではノースコーストの「オールドストックエール」、日本では反射炉ビールの「遺跡オールド」などが有名である。