ソラチエースとは?その意味を解説
ソラチエースとは、日本産アロマホップの一種。北海道の空知地区で生産されており、サッポロビールが開発した。
他のホップとは違う独特の香りが強烈な個性となっており、ヒノキやレモングラス、ライムのような、爽やかだが強い香りが特徴。
α酸含有量は11.5~16%と高いが、その独特の香りを活かすために、アロマホップとして使われることが多く、同時に苦みももたらすことで、ビールもユニークな風味になる。
開発当初は日本のビール市場に合わず、アメリカに持ち込まれ人気を博し、世界に知られるホップとなった。その後、日本のクラフトビールブームにより、逆輸入の形で国内でも人気が出るようになった。
味・香りともに特徴があるので、それらが際立つペールエールやIPA、セゾンなどのビールスタイルに使われることが多い。