三度注ぎとは?その意味を解説
三度注ぎ(さんどつぎ)とは、ビールの注ぎ方のひとつであり、ドイツやチェコが発祥と言われている。
下記の手順で注ぐ。
- 高い位置から、泡で満杯になるまで注ぐ
- 少し待ち、泡の量がグラス半分程度になったら、1回目よりも低い位置で、泡を持ち上がるようにグラスの縁から注ぐ
- 液と泡が半々になれば、注ぐ勢いを静かにし、泡がグラスの上に盛り上がるようにして完成
三度注ぎをすると泡が多く、そしてきめ細かくなるので、炭酸と苦みが抑えられたマイルドな味わいと飲み心地になる。また、泡がふたの役目を果たし、ビールの香りを長くキープできることも特徴。
クリーミーな泡を楽しみたい方、マイルドな味わいに抑えたい方、少し時間をかけてゆったりと飲みたい方におすすめな注ぎ方で、キリンも推奨している。