ヘイジーIPA(NEIPA/ニューイングランドIPA)とは?その意味を解説
ヘイジーIPAとは、ホップの苦みよりも、そのフルーティーな味わいが際立つIPAのひとつ。Hazyは英語で「かすんだ」という意味。
ドライホッピングで作られることが多く、ホップのアロマが強く感じられる。また、エステルを多く生成するイギリス由来の酵母が使われ、その香りもフルーティーさを際立てている。
IPA特有の苦みが抑えられているため、通常のIPAが苦手な方でも飲みやすい。色は黄色やオレンジ色で、やや濁っている。
別名で、「ニューイングランドIPA」、「NEIPA」、「バーモントIPA」、「ノースイーストIPA」、「イーストコーストIPA」など、呼び名が多岐にわたる。
2016年以降、アメリカを中心として多種多様なヘイジーIPAが醸造され、最初に造られた「ヘディートッパーIPA」が代表格である。