これぞ苦うま!常陸野ネストビールの「ジャパニーズクラシックエール」は元祖日本IPAの味わいだ

IPAの発祥の地といえば、「インディア・ペール・エール」という名前から簡単に騒動できるようにインドです。

もともとは輸出用に製造されたもので、ゆえにホップを多めに苦味を増し、さらにハイアルコールなものが多いのが特長。

そんなIPAはもちろん日本にもやってきたがゆえに、日本においてもクラフトビール界においては相応の人気を獲得しているスタイルです。

そんなIPA、日本に来たときはどんな味わいだったのでしょうか。そんな元祖IPAを再現しようとしたのが常陸野ネストビールの「ジャパニーズクラシックエール」というビールです。

日本に渡来したビールの味わいに想いを馳せて…

常陸野ネストビール「ジャパニーズクラシックエール」

常陸野ネストビールのジャパニーズクラシックエールは、日本にビールが渡来した頃の味わいに想いを馳せて造ったインディアペールエールです。

まさに、日本の元祖IPAを再現していると言っても過言のないビール。仕込みは当時と同じように木樽である杉樽を使っているとのこと。スタンダードなIPAのように、通常より多めのホップを用いたハイアルコール仕様になっています。

そんな日本の元祖IPA、日本におけるクラフトビール愛好家としてはぜひ飲んでおきたいビールということで、いざ開栓!

ホッピーな苦味と杉の香りのマッチング

常陸野ネストビール「ジャパニーズクラシックエール」を注いだイメージ

グラスに注げば、泡があふれんほどにこんもり立ちます。そんな純白の泡から、ホップのフレッシュな香り、そして杉樽仕込み由来の杉の香りがほのかに感じられます。

口に含めば、ホップの苦味が炸裂。同時に、モルトの香ばしさ由来のスモーキーなテイスト、その中に若干のスパイシーさが混ざっており、そのすべてがIPAのうますぎる苦味を引き立てています。

口当たりはなめらかなものの、ホップの苦みが広がり、最後はモルトのコクでフィニッシュしました。これぞまさに苦うま!

まとめ

日本古来のIPAのいにしえの味を追求したジャパニーズクラシックエール。まさしくその味わいを追求したビールであり、普通のIPAとは違う木樽仕込みの良き風味を感じることができました。

江戸時代末期の味をめざして醸造しているとのことで、まさに日本IPAの起源です。クラフトビールの中でIPAが好きという方は、ぜひこのIPAを体感してみましょう。

日本のクラフトビール愛好家としてまさに崇めるべき存在とも言えるIPA、その普通とは違う味わいにきっと舌がうなることでしょう。

ビールの情報

ブランドジャパニーズクラシックエール
スタイルIPA
ABV(アルコール度数)7.0%
IBU(ビールの苦さ)40
原材料麦芽、ホップ

ブルワリーの情報

名前常陸野ネストビール
住所〒311-0133 茨城県那珂市鴻巣1257