ノンアルだけどビール風味しっかり!常陸野ネストビールの「ゆずジンジャーノンエール」でほろ酔い気分に
ノンアルコールビールは美味しくない、なんて評判良く聞きますよね。実際に同感だという方も多いでしょう。
しかし、美味しいか美味しくないかは、やはりブルワーの腕によるもの。本物のブルワリーの手にかかれば、「ノンアル=まずい」なんて方程式はあっさりと反証されてしまうのです。
そのひとつが、常陸野ネストビールの「ゆずジンジャーノンエール」。
【ABV0.2%】ほぼノンアルのクラフトビール
常陸野ネストビールといえば、茨城でビール醸造を営んでいるブルワリー。その知名度と人気は海外でも凄まじいもので、クラフトビール愛好家では知らない人はいないブルワリーでしょう。
そんな常陸野ネストビールから発売されている「ゆずジンジャーノンエール」は、名前から分かる通り、ゆずと生姜を副原料として加えたビールです。
そしてなんと言っても、最大の特長がアルコール度数が0.2%のノンアルコール。クラフトビールブルワリーから、まさかノンアルコールの商品があることは非常に驚くべきものです。
しかし、ビール醸造においては世界的に有名な敏腕ブルワリー。味わいの再現が難しいノンアルコールビールもきっとドリンカブルに仕上げているはず。
そんな常陸野ネストビールへの信頼とそれによる期待に胸を膨らませながら、いざ開栓!
確かなビール感、そしてジンジャーとゆずの絶妙コラボ
グラスに注げばクリアなブラウン色で世界が褐色に染まり、そしてアルコール入りのビールと同じく、綿のように柔らかそうな泡がグラスのそっと蓋をしています。
そこから立ち込めるアロマは、副原料に使われているジンジャーとゆず感。そしてモルトとホップの香りも確かに感じられるのです。
口に含めば、そのアロマで感じた同様のテイストがなめらかに舌を通って馴染んでいきます。ノンアルなので、もちろんアルコール感はなし。しかし、確かなビール感がしっかりと感じられます。
さすがは常陸野ネストビールと言わざるを得ない味わい。こんな美味いノンアルビールは味わったことがない。単にアルコール感が少ないクラフトビール、まさにそのものです。
素材の味わいをしっかりと活かしており、そしてビールの3大原料であるモルトとホップ感もしっかりと感じられます。しっかりとビールを飲んでいる、その感覚を確かに得られるビールでした。
まとめ
まさに冒頭でも述べたように「ノンアル=まずい」という方程式を見事打ち破ってくれたビールでした。
これはまさにパラダイムシフト。ノンアルコールビールそのものの概念が覆るほどのインパクトさえ感じます。
ビール感は確かにあるので、ノンアルでもほろよい気分を感じられそうなくらいです。ノンアルで済ませたいけど美味いビールがほしいというときには、おすすめの銘柄になっていますよ。
ビールの情報
ブランド | ゆずジンジャーノンエール |
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スタイル | ノンアルコールモルトビバレッジ |
ABV(アルコール度数) | 0.2% |
原材料 | 麦芽(外国製造)、ホップ、生姜、ゆず果汁 |
ブルワリーの情報
名前 | 常陸野ネストビール |
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住所 | 〒311-0133 茨城県那珂市鴻巣1257 |