ホップ3倍！アルコール10％！超絶ヘビーな「三十苦」が意外と飲みやすかった

IPAといえば、苦いスタイルとして有名ですよね。そのさらに2倍苦くしたものがダブルIPA。

さらにさらに、その上には3倍苦くした「トリプルIPA」なるものがあるのをご存知でしょうか。

うしとらブルワリーから発売された「三十苦」はまさにそのトリプルIPAを追求した一品。今回はこのビールについてレポートいたします。

苦味を3倍にするためにホップを3倍に、そして重厚感を出すためにアルコール度数を10％にしているビール！

「三倍ホップの十％の苦いビール」ということで「三十苦」。そしてスタイルは下部に「TRIPLE IPA」と書かれていて、なんとも趣深いパッケージ。

素晴らしいネーミングと同時に、そのおしゃれすぎるデザインには、凡人では扱いきれないような重みのある高貴なイメージを抱いてしまいます。。。

グラスに注いでみると濃く深い琥珀色。パッションフルーツのアロマがメインですが、その中にオレンジやベリー感も合わさっており、その多様なアロマが折り重なって独特でジューシーな香りを演出しています。

さて、ゴクリと喉に通す。ネーミングや度数とは裏腹に、なんともまろやかで甘みのある味わいがサッと口の中を通ります。

その後にオレンジピールやモルトの甘さがやってきて、最後にトリプルIPA特有のガツンとした苦味とアルコール感が漂い、そのコク深い味わいでフィニッシュ！

苦味強め度数強めということで、非常にヘビーなビールですが、結構するすると飲めてします。そんなギャップのあるビールで、ぜひ苦味がお好きな方は飲んでみることをおすすめします。

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