横浜ビールの「柚子ヴァイツェン」をレビュー!小麦と柑橘系のコラボがたまらない
横浜ビールといえば、20年以上も続く老舗のクラフトビールブルワリー。定番のスタイルもさることながら、春夏秋冬に合わせて季節限定のビールも販売しています。
そんな季節限定のビールのうち、2020年1月の冬限定である「柚子ヴァイツェン」を飲んでみました。
冬らしさということで、冬の代表格の季節素材「柚子」を使っているヴァイツェン。
冬はビールの不調の時期とも言われていますが、そんな逆境もはねのける形で、季節の素材を活かしているクラフトビールです。
小麦と柚子、その組み合わせだけでも美味しそうだということが想像できますが、実際に飲んでみたら想像以上に絶品のビールでしたので、その特徴や感想をご紹介します。
道志村の柚子を使ったヴァイツェン
横浜ビールは、生産者やブルワーの想いを大切にし、そのこだわりを届け、地域に愛されるビール造りを追求しています。そのため、原材料は特に厳選しているブルワリーです。
横浜ビールの銘柄に使われている水は、「赤道を越えても腐らない水」と言われている、120年もの歴史を持つ山梨県道志村の湧き水を使用しています。
そして、今回飲んだ「柚子ヴァイツェン」も、その道志村産の柚子を使用。同じ生産地の素材を使用しているということで、素材の良さをより引き立てています。
生産者の想いや地域を大切にしていることから、売上の一部は道志村のこどもたちのために使われるということで、ここも好印象なポイントです。
さてさて、では一体どんなお味か?実際に飲んでみました。
小麦の甘みと柚子の酸味のコラボが絶品
グラスに注いでみると、鮮やかなイエローカラーが映えます。通常のヴァイツェンよりも明るい色が目に映ります。
アロマはヴァイツェン特有の小麦の香り。 そして、その中に柚子のフレッシュな柑橘系アロマがふんわりと。
特に横浜ビールのブランドは素材の良さが活かされていますので、優しさのあるウィートアロマと、しっかりとした柚子の香りが感じられます。
通常のヴァイツェンをよりさっぱりした感じで、香りだけでも十分に絶品です。
それでは、一杯ごくりと・・・
そのうまさは言うまでもがな。柚子の酸味と小麦の甘味が一緒に感じられます。
そして、お互いに違う味わいを持っており、そのコラボレーションは絶妙です。コクがあるけどさっぱりしており、甘みがあるけど酸味が効いて甘すぎず、のどごしも適度な感じで非常に飲みやすいビールです。
口に含んだときは酸味と甘さが漂い、そして後から少し苦みが効いてくるという感じで、一口飲んだだけでも飽きることのないバリエーション豊富な味わいで、絶品でした。
今回はサラダとチーズをおつまみにしましたが、このスッキリさならば、どんなおつまみにも合いそうです。
冬だからこそ「柚子ヴァイツェン」を飲もう!
横浜ビールの「柚子ヴァイツェン」は、ビールの苦みが苦手な方、でもヴァイツェンも少し小麦の甘味が強すぎて苦手という方には、特におすすめです。
冬だからこそ、柚子の素材の美味しさをふんだんに活かしたヴァイツェンとなっています。
「冬にビール?」なんて思う方も多いでしょうが、この「柚子ヴァイツェン」は冬だからこそ飲むべきビールです。
冬にビールは売れないという考えは時代遅れ。もはやビールは、季節によって違った素材の味わいを楽しむべきもの。そんな印象を与えてくれる、絶品のビールでした。
今回飲んだビール
ビール情報
ビール名 | 柚子ヴァイツェン |
---|---|
原材料 | 麦芽、ホップ、小麦(横浜 瀬谷産)、柚子(道志村 月夜野産) |
スタイル | ヴァイツェン |
ABV(アルコール度数) | 5.0% |
IBU(苦みの強さ) | 12 |
ブルワリー情報
ブルワリー名 | 横浜ビール |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市中区住吉町6-68-1 横浜関内地所ビル3F |
買えるお店
店舗名 | 横浜高島屋 |
---|---|
住所 | 神奈川県横浜市西区南幸1丁目6番31号 |
その他 | 神奈川県を中心に、各百貨店で購入できます。 【詳細】横浜ビールが買えるお店 |