超熟成!超濃厚!志賀高原ビールの「TAKASHI ICHIRO」はヘビーだけどスッキリ飲めちゃう

ビールのアルコール度数といえば、一般的には5~6.5%くらいですよね。しかし、中にはかなりハイアルコールのビールも存在します。

そんなヘビーなアルコール度数のビールのひとつに、志賀高原ビールの限定商品「TAKASHI ICHIRO」というビールがあります。

志賀高原ビール「TAKASHI ICHIRO」

なんと、このビールはABVが13%!まさに衝撃的!

このビールは、同じブランドの「Takashi Imperial Stout」を、樽の中でさらに熟成させて造られるビールで、その超ど級ハイアルコールも醸造方法を知れば納得がいくもの。

62ヶ月、21ヶ月、11ヶ月間の樽熟成を経た9樽をブレンドすることで造られるビールであり、かなり手間隙かかったビールというわけです。

そんなビール、飲まないわけにはいかない!ということで、実際に購入して飲んでみました。

グラスに注いでみると、まさに”漆黒”という名前がふさわしいくらい真っ黒なビール。もう見た目だけで、その重厚感をひしひしと感じ取れてしまうくらい。

きめ細やかなブラウンの泡が、そのリッチさをさらに引き立てます。香りはスタウト特有のローストアロマが引き立ち、そして超熟成させたゆえのウイスキーに近い香りがしっかりと感じ取れます。

さて、ゴクリと一杯。舌触りはもはや熟成感が最高!とろっとしたまろやかな口当たり、そしてカカオ風味とベリーの酸味が織りなすテイストです。

志賀高原ビール「TAKASHI ICHIRO」のパッケージ

見た目からは味わいがかなり濃そうに思えましたが、カカオやベリーの甘みも程よくあり、それほど重くなくスッキリしている印象。

しかし、やはりアルコール度数は超絶ヘビー。喉を通すと、ずっしりとそのアルコール感を感じられるのです。そして熟成感のあるウイスキー風味も喉を通り、ドライな後味が残ります。

ボディは重めですが、それでも風味的にスルッといけてしまう、予想とは反したビールでした。チーズやドライフルーツとのペアリングが非常に合います。重めが好きな方は、ぜひこのビールをトライしてみてはいかがでしょうか。

ビールの情報

ブランド志賀高原ビール TAKASHI ICHIRO
スタイルバレルエイジド・インペリアルスタウト
ABV(アルコール度数)13.0%
IBU(ビールの苦さ)81.5
原材料大麦麦芽、ホップ

ブルワリーの情報

名前玉村本店(志賀高原ビール)
住所長野県下高井郡山ノ内町平穏1163