【おうちでビール飯】ちょっとひと手間でこんなに美味しい!「ホタルイカの唐揚げ」で家飲みをランクアップ

今が旬のホタルイカ。主な産地である富山県での漁期はおおよそ3月から5月までということで、まさに今こそ味わいたい春の味覚です。スーパーなどではボイルされた状態で販売されており、価格もお手頃。そのままを生姜醤油や酢味噌で味わったり、マリネにしても美味しいですが、今日はひと手間加えて唐揚げにして、ビールと一緒に楽しんでみようと思います。

材料(2人分)

ホタルイカ100g前後 (15〜20匹くらい)
小麦粉大さじ1
片栗粉大さじ1
塩こしょう少々
サラダ油鍋の大きさに合わせて適量

レシピ

  1. ホタルイカは目玉や口元などを外し、キッチンペーパーで水気を切る
  2. 小麦粉、片栗粉、塩こしょうを混ぜ合わせる
  3. 水気を切ったホタルイカに2.を満遍なくまぶす
  4. 油を敷いたフライパンを火にかけ、160℃まで熱する
  5. 3.を油に入れ、1分程度揚げる
  6. 火から下ろし、余分な油を切って完成

ポイント

とにかく油が飛ぶのでヤケドに注意!

ホタルイカは多くの水分を含むので、火を通すと膨らんで弾け、油が飛んできやすい状態になっています。衣につける前にしっかりキッチンペーパーで水気を切っておくことが何よりの対策になりますが、油飛びには覚悟して臨みましょう

揚げ油の量はひたひたでOK

揚げ物というと大量の揚げ油を用意しないと…というイメージがありますが、ホタルイカが隠れるくらいのひたひたの油量でOK。粉(衣)がホタルイカの身から落ちやすく、油が汚れやすい(使い回しが効きにくい)ので、少量の油で調理できるように工夫しましょう

実食 & ビールとのペアリング

熱々のうちにいただきます。食べる際には、レモンを搾ったり七味マヨネーズなどを添えて味変を楽しむのもよさそうです。

ボイルされただけのホタルイカと比較すると、ゲソの部分など表面がカリッと香ばしく、噛むと内臓のこってりとしたエキスがジュワッと流れてきてとても美味しい!揚げる際に身の水分が飛んでしまった分、旨味がぎゅっと凝縮されたような印象を受けます。

一手間かかるし、油は飛ぶし、手間がかかる一品ですが、手間をかけるに値するだけの美味しさにたどり着くことができます。これは絶対にビールが必要だ!

揚げ物にはやっぱりスッキリ爽快なピルスナー

揚げ物との相性が抜群なのが、日本でもポピュラーなピルスナータイプのビール。

一般的なビールでももちろん美味しくペアリングできますが、せっかくなので個性的なクラフトビールから紹介しましょう。「箕面ビール」のピルスナーは、低温で長期間熟成をおこなったすっきりとした爽快感とチェコ産のザーツホップのみを贅沢に使用した爽やかな苦味が特徴のラガービール。揚げ物のこってり感やホタルイカのまったり感を爽快に流してくれます。

もうすぐ飲み納め!華やかなのに飲みやすいベアレンの名作

ラガービールつながりで、ベアレン醸造所の「アロマティックセッションラガー」もおすすめ。アロマホップを通常の4倍と贅沢に使用し華やかな香りを演出しながら、苦味やアルコールを抑えたすっきり爽やかで飲みやすい一杯で、こちらも揚げ物のお供にぴったりです。2020年5月末に発売されたこのビールですが、1年間限定販売とのことで間もなく飲み納め!今のうちに入手して、旬のホタルイカと一緒に楽しんでみては?

まとめ

そのままでも美味しいホタルイカですが、ほんの一手間かけるだけで、一味違った魅力を発揮してくれます。揚げ物はハードルが高いように感じますが、このメニューは少ない油でも十分美味しく作れますのでおすすめです。ただし油飛びには十分に気をつけて!

春の味覚の美味しいおつまみ、今のうちに楽しんでみてはいかがでしょうか?