静岡らしさ満載！AOI BREWING「zen-infused OchaAle お茶エール」は緑茶の風味がマッチしている絶品ビール

緑茶とビール、この組み合わせについてみなさんはどう考えるでしょうか。おそらく、誰もが「え？…」と反応するはずです。

しかし、その緑茶とビールを見事にマッチングさせてしまったクラフトビールが存在します。

それがこの「zen-infused OchaAle (お茶エール) 」というビール。スタイルとしてはペールエールです。

静岡県のブルワリー「AOI BREWING」が醸造しているビールで、静岡県産ということで、地元の深蒸し茶をふんだんに活用したビールになっています。

徳川家の城下町として栄えた静岡市葵区のブルワリーなので、ビールのラベルには家康公の家紋『三つ葉葵』をなぞらえた麦のロゴが施されています。

ビール×緑茶という世にも奇妙なマッチングですが、グラスに注いでみると華やかな黄金色がきらびやかに輝きます。

そして少し濁っており、それはまさしく緑茶がブレンドされているということを目で見てわかる具合です。

しかし、アロマに関しては意外なもの。結構フルーティーで、桃やオレンジの香りに近く、そしてそこにメイン原料である緑茶の香りがほのかに漂い、フレッシュだけれども落ち着きのある、なんとも心地よい香りがしたのです。

ではお味の方はと、一杯ゴクリ。一口含むと、穏やかでフルーティーな甘味が口いっぱいに広がります。その後にモルトの苦味、そしてメインのお茶の苦味がやってきて、非常にスッキリして飲みやすい！

お茶がビールとバッティングしているということもなく、むしろお茶の風味で全体的に落ち着いた感触となり、キレの良いビールでした。エールのコクと程よくマッチし、穏やかな風味なので、普段の食事の際にもペアリングできそうなビールです。

お茶が好きな方、もしくはお茶×ビールという組み合わせを体感してみたい方、ぜひ飲んでみてはいかがでしょうか。その旨さに驚くはずですよ。

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