クラフトビールが好きな人の割合とその理由は?アンケートで調べてみた
このメディアのテーマであるクラフトビール。今では市民権を得てきたと思われますが、まだまだその認知度は成長余力があるものです。
そんなクラフトビールですが、そもそもどれくらいの人が好きと思っているのか?また、その好き嫌いの理由についてはどのようなものか?ということが気になりますよね。
そこで、今回はクラフトビールを飲んだことのある20代以上の男女500名に、そのアンケートをとってみました。
飲んだ経験のある人の中でクラフトビールが好きな人の割合は? 好きな人は8割にも!
はじめに、クラフトビールを飲んだことのある人に、クラフトビールが好きか嫌いかのアンケートをとってみました。
結果としては、クラフトビールを飲んだ経験のある人において、好きになった人はなんと8割もいることがわかりました。
クラフトビールは愛飲者が多いことで有名ですが、やはりそれなりに多くの人を惹き付ける何かがあるのでしょうね。
下のグラフが男女別に分類したものです。
このグラフからも、特に性別による差異はありません。ビール好きは男が多いなんてよく言われますが、女性でもクラフトビールが好きな人は多いということがわかりますね。
男女問わず好きな人がいるということになります。
クラフトビールの好きな理由とは?
それでは、クラフトビールが好きな人はどうして好きなのでしょうか?クラフトビールのどこに魅力を感じているのでしょう?
アンケートを集計してみた結果、
- 選ぶ楽しみがある
- コクや香りが感じられる
- 少し高くてもおいしいものが飲みたい
という回答が多かったです。
クラフトビールならではの種類の豊富さ、それに伴う味わいの違いなど、やはり大手のビールにはないユニーク性に魅力を感じている人が多いようです。
また、「少し高くてもおいしいものが飲みた」「作り手のこだわりを感じる」「高級感がある」という回答も次いで多く、味以外の高級感やこだわりなど、贅沢品のステータス性にも惹かれている方が多いと思われます。
「その他」を選んだ人の具体的な回答としては、以下のものがありました。
- 安全で信頼できる(20代・男性)
- 普通のビールでは味わえない感覚がある(50代・女性)
- エールが多く、甘いのも苦いのも楽しめる(40代・男性)
- 普通のビールよりも飲みやすい(30代・女性)
やはり一般的な大手ビールと比較した形での好きな理由が多いです。安全性・信頼性と言った評価もあり、これはブルワリーによって異なると考えられますが、品質にこだわるブルワリーもたくさんあるため、その高品質での評価も得ているようです。
クラフトビールが嫌いな人の理由は?
今回のアンケートでは約2割と少数派でしたが、クラフトビールが嫌いであると回答した人も見受けられました。
その人たちの理由としては、下記のものがありました。
- 値段が高く、お店の雰囲気が入りにくい(40代・女性)
- 見かけると飲んでみたいとは思うが、実はビールの味自体が苦手(30代・女性)
- ビール自体苦手です(20代・女性)
ステータス性が好まれるクラフトビールですが、それが逆に好まないという方もいるようですね。
また、ビール自体苦手であると、一般的なビールとは味わいが違ったとしても、そのステータス性で飲んでみたいとは思うものの、やはりクラフトビールは同ジャンルのビールとして敬遠されてしまうようです。
まとめ
以上、クラフトビールの好き・嫌い、そしてその理由についてのアンケート結果でした。
クラフトビールを飲んだことのある人の大多数は、クラフトビールが好きになったということがわかります。
その種類の豊富さやステータス性に魅力を感じる方が多いようです。このあたりが、やはりクラフトビールならではのメリットそのものであり、だからこそ好まれるということがわかりますね。
逆に嫌いな人は、その雰囲気があまり好まないという人もいました。また、ビール自体に抵抗感を感じる人もいるようです。
一般的な大手ビールとはまた違った魅力があるので、その抵抗感をいかに払拭できるか、ビールという概念をいかに覆せるかが、より多くの愛飲者を生むきっかけになるのかもしれません。
クラフトビールが好きなあなたも、今回のアンケートの結果には納得できるのではないでしょうか?
いろんなクラフトビール好きの理由について知ることで、さらに新しいクラフトビールの楽しみ方を見つけてみてもいいかもしれませんね。