【アンケート結果第6弾】クラフトビールの好きなビアスタイルは?あなたはラガー派、それともエール派?
こんにちは。CRAFT BEER LIFE編集部です。調査企画も早いもので第6弾となりました!これもいつも読んでいただける皆様のおかげです。それでは調査の結果を発表していきましょう。今回は「クラフトビールの好きなビアスタイルは?」という調査結果になります。過去5回の調査結果に関しましては以下となります。合わせてご覧いただければ幸いです。
今回は、第6弾。クラフトビールの好きなビアスタイルについての調査レポートとなります。無数の種類があると言われるクラフトビール、人気はどのスタイルでしょうか?性別や年齢等で違うがあるのでしょうか?大変気になりますね!
クラフトビールで好きなビアスタイルは?
さて、ではいつも通り早速結果からご覧ください!
アンケート結果
回答結果は以下の割合です。
上位10位までを並べると下記になります。
順位 | スタイル | 回答者数 | 比率 |
---|---|---|---|
1. | ピルスナー | 104人 | 20% |
2. | ホワイトエール | 103人 | 20% |
3. | ペールエール | 86人 | 17% |
4. | クラフトビールは飲まない | 70人 | 14% |
5. | フルーツエール | 41人 | 8.2% |
6. | ヴァイツェン | 31人 | 6.2% |
7. | IPA | 24人 | 4.8% |
8. | ケルシュ | 8人 | 1.6% |
9. | セゾン | 7人 | 1.4% |
10. | その他 | 7人 | 1.4% |
「ピルスナー」と「ホワイトエール」が1位、2位
日本で最も飲まれているビアスタイルが「ピルスナー」なので予想通りの1位でした。季節を問わず飲み口も軽快な点がクラフトビールにおいても支持を集めている理由でしょう。2位のホワイトエールは上面発酵タイプで、クリーミーな飲み口と爽やかな酸味が特徴です。最も有名なビールとしては、ベルギービールの「ヒューガルデン」ですね。ジャーナルスタンダートとのコラボ商品も発売されています。
続いて「ペールエール」がランクイン
続いて第3位は「ペールエール」がランクイン!イギリス発祥の文字通りエールスタイルのビールで、原料の酵母由来のりんご・はちみつのようなフルーティな香りと、キリッとした苦味のあるホップがマッチしたビールで、どちらかというと少しずつ味わう飲み方が適しているようです。クラフトビールをゆっくり味わう方に人気があるスタイルかな?と想像してしまいました。日本の代表的な銘柄はヤッホーブルーイングの「よなよなエール」ですね。
第4位は「クラフトビールは飲まない」という結果に。。
一般の方へのアンケートなので、「クラフトビールは飲まない」という寂しい結果がここにランクインしてしまいました。。気を取り直して6位以下を紹介します!
5位〜7位は「フルーツエール」「ヴァイツェン」「IPA」が入りました!
第5位は「フルーツエール」。ベルギー発祥で、醸造の途中でフルーツシロップなどを入れて作ります。日本でも副原料でオレンジやゆず、レモンなどを入れたクラフトビールがたくさん出ています。サンクトガーレンの「湘南ゴールド」が有名ですね。第6位は「ヴァイツェン」。ビール大国ドイツ発祥の歴史ある白ビールですね。50%以上小麦麦芽が使用されていることと、ホップが少ないことから苦みが少なく、舌触りも濃密な味わいがビールが苦手な方にも人気のようです。日本では「銀河高原ビール」が有名ですね。第7位は「IPA」が入りました。「IPA」は「インディア・ペールエール」の略称ですが、インドがイギリスの植民地時代にペールエールを輸送する際に、品質劣化を防ぐために大量のホップが使用されたことが起源と言われています。アルコール度数が高めで、香りも強く、濃厚な味わいがファンにはたまらなく人気です。最近ではCRAFT Xが人気を集めています。
男女別で見てみると・・・
続いて男女別の傾向の違いを見てみましょう。以下のような結果となりました。
上位では、男性がピルスナー、ホワイトエール、ペールエールの順でしたが、女性ではホワイトエール、ペールエール、ピルスナーと順位が入れ替わっています。フルーツエール、ヴァイツェンは女性に人気が高く、IPAも選ばれていました。
年代が上がるにつれてピルスナーのシェアが高い結果に
続いて年代別の傾向を見てみましょう。
今回は、年代別の好きなビアスタイルの比率がわかりやすいように100%の帯グラフで表示しています。20代ではペールエール、ホワイトエールの人気が高いですが、IPAの人気も平均に比べて高いです。30代になるとピルスナーがホワイトエールに続いて人気となっております。40代ではピルスナーが1位になっていますが、それ以外は全体傾向とあまり違いが見られません。50代はピルスナー、ペールエール、ホワイトエールの順位となっています。年齢が高まるにつれ、ピルスナーの人気が上がり、IPAの順位が下がる結果となっております。
まとめ
以上、「クラフトビールの好きなビアスタイル」についてのアンケート結果でした。全体では「ピルスナー」が1位でしたが、女性では「ホワイトエール」が1位、年代別で見ても若年層は「ペールエール」「ホワイトエール」「IPA」の人気が相対的に高く、年代が上がるにつれ「ピルスナー」のシェアが高いなど、バリエーション豊富なクラフトビールを示す結果となりました。いつもと違いスタイルのクラフトビールを飲んでみることで違った世界が広がるかもしれませんね。次回以降のアンケートにもご期待ください!
※前回の第4弾の記事内で次回は「アンケート第6弾〜クラフトビールを飲むきっかけ〜」を掲載すると事前告知を行いましたが、掲載順番が変更になりましたことをお詫びいたします。次回以降掲載を予定しております。