クラフトビールの宅飲み、グラス派?缶・甁派?どっちが多いか調べてみた
クラフトビールは大手も次々と参入し、専門店以外でのスーパーやコンビニでも目にする機会が増えてきました。
仕事終わりに酒屋やスーパーで購入して、家飲みを楽しんで晩酌に酔いしれるなんて方も多いでしょう。
そんな宅飲みのときに気になるのが飲み方です。購入した状態の甁や缶のまま飲むのか?それともグラスに注いで飲むのか?
そこで、今回は編集部でどちらが多いのか、20代以上の男女計60人にアンケートで調査してみました。
グラスに注ぐ派が7割を占める!
では早速結果から見ていきましょう!
なんとなんと、クラフトビールを家で飲む際には、きちんとグラスに注いで飲むという方が過半数を占める結果となりました。
グラスに注ぐのが面倒だからと、缶や瓶のまま飲む人が多いのかなと調査前は思っていましたが、実に予想外の結果となっています。
グラス派と缶・甁派の意見まとめ
ではなぜ、グラス派の人はわざわざグラスに注いで飲むのでしょうか?
それぞれの回答者に、なぜその飲み方をするのか、その理由についても聞いてみたので、まとめてみます。
クラフトビールをグラスに注いで飲む人の理由
まずは予想外に多い結果となったグラスに注いでクラフトビールを飲む人たちの理由です。
クラフトビールの味・色・香りが引き立つ
- グラスはクラフトビールならではの香り・色・味わいを引き出し、楽しませてくれるから(40代・男性)
- 口の大きいワイングラスに注ぐと香りを楽しめる(20代・男性)
- グラスに注いで飲んだ方が、本来の味の良さが引き立つからです。より美味しく飲むことができます(20代・女性)
- 口当たりがよくて、より美味しく感じます。とくに、グラスから見える色合いを楽しめるのも良いです(40代・女性)
グラスに注いだほうが、クラフトビールの本来の風味や香り、色合いを楽しめるという意見がありました。
特に香りを楽しみたい方にとって、グラスに注ぐ飲み方はマストとのことです。
泡があってこそのビール
- ビールは泡を含めてビールだと思っているので、必ず毎回グラスに注いで飲む(30代・男性)
- キンキンに冷えたグラスに、泡がキチンと出来るように空気と混ざるように注いで飲むのが好き(50代・男性)
また、泡へのこだわりの意見もありました。
注ぐことで泡ができ、泡があってこそのビールという意見です。この意見はグラスで飲む意味としてかなり説得力がありますね。
お気に入りのグラスで飲みたい
- お気に入りのグラスがあり、それに注いで瓶や缶のラベルを見ながら飲みます(40代・男性)
- 自分で作成した陶器で自分時間を楽しみながら飲んでます(40代・女性)
- 薄張りのビールグラスや、陶器のビールカップをもっているので(40代・女性)
そもそもグラスにこだわっているという意見もありました。お気に入りのグラスで飲むのはたしかに美味しさを引き立ててくれますよね。
冷やしたグラスで飲みたい
- 凍らせたジョッキに注いで飲んでいます。冷えていた方が喉ごしよく飲める(40代・男性)
- キンキンに冷えたグラスになみなみビールを注ぎ、一気に飲むことがこの上なく幸せ(40代・女性)
- 時間をかけて飲むので。氷をたっぷり入れて飲むといつでもキンキンに冷えていて飲みごたえが抜群だから(20代・女性)
グラスの方が冷やすことができるから、グラスで飲むという回答も多かったです。
グラスを冷凍庫で冷やしておいたり、中には氷を入れるという方も。ビールは冷やしたほうが断然美味しいですからね!
グラスのほうが見た目や雰囲気が引き立つ
- グラスについで飲むと見た目的にも美味しく見えるから(20代・女性)
- 冷したグラスで飲んだ方が雰囲気も出るし美味しく感じる(40代・男性)
- 泡と黄金色の見た目が視覚的に味を一層美味しく感じさせてくれる(50代・男性)
- クラフトビールは普通のビールに比べて飲む頻度も少ないのでより飲み方にこだわって味わいたい(40代・男性)
- 泡立ちや色を楽しみたいし、その方がリッチな気分になれる(30代・女性)
- グラスに注いだ方が呑み屋さんにいる気分を味わえるからです。自分にご褒美をしたいので、必ずグラスに注いでいます。(30代・女性)
クラフトビールだからこそ、そのリッチ感を味わいたいという意見も見られました。
やはりビールの中でも値段が高めなので、贅沢品という位置づけなのでしょう。
だからこそ、飲み方にもしっかりとこだわり、雰囲気をも味わって最高の晩酌を過ごしたいという意見ですね。
缶・甁のにおいが嫌だから
- カンだとアルミの匂いがうつるから(50代・女性)
- クラフトビールに限ったわけではないのですが、缶に入った飲料はどうしても缶の臭いが気になってしまうのでグラスに注いで飲んでいます(30代・男性)
- BBQなどで呑む時は缶のまま飲みますが、家などで呑む時は缶の味がするのが嫌なのでコップに入れます(20代・女性)
こちらは、缶や甁のままが嫌いだからという意見です。特に、缶のにおいが嫌だからという意見が多かったです
クラフトビールを缶・甁のまま飲む人の理由
今回の調査では少数派となりましたが、クラフトビールを缶・甁のまま飲む人の理由です。
グラスの用意が面倒
- グラスを使うと洗い物が増えて面倒(50代・女性)
- 飲んだ後に洗い物が出るのがめんどくさい(40代・男性)
まずはグラスを用意するのが面倒という意見がありました。これはごもっともな意見ですね。
気軽に晩酌をしたいなんてときには、確かに洗い物は増やしたくないものです。
グビッと飲むのが幸せ
- 缶のままグビっといくのが幸せだから(30代・男性)
缶や瓶のまま飲むメリットはグビッといけること!
その爽快感で幸せ気分になれるという理由もありました。
缶や瓶のラベル・デザインを楽しみたい
- 缶・瓶のまま飲むとそのパッケージや雰囲気も含めて楽しむことができる(20代・男性)
- ビンや缶のラベルのオリジナリティーを楽しみたい(40代・女性)
- お洒落な瓶が多いので、瓶のまま飲むことが多い(30代・女性)
グラス派にはビールの色や泡の見た目を楽しみたいという意見がありましたが、それと同様に缶や瓶のデザインを楽しみたいという意見もありました。
缶や瓶のままクラフトビールを飲む人は、後者の楽しみを優先するという方が多いですね。
缶のほうが炭酸が長持ちする
- 缶は飲み口が狭く、グラスに比べて炭酸がなくなりにくいから(20代・男性)
- グラスに注ぐと炭酸が減って温くなってしまう(40代・女性)
炭酸にこだわり、缶のほうがグラスよりも炭酸が長持ちするからという意見もありました。
炭酸好きな方は缶で飲むのが良いということですね。
缶のほうが美味しい
- そのまま飲んだ方がビールの風味は強く、のどごしも良いと感じる(40代・男性)
- ビールのそのままの美味しさを感じることができる(20代・男性)
こちらもグラス派の意見と対立しますが、缶や瓶のほうがビールの風味やのど越しがよく、そのままの美味しさを感じられるという意見もありました。
まとめ
以上、クラフトビールの家飲みではグラスに注ぐか?缶・瓶のまま飲むか?というアンケート結果でした!
クラフトビール愛好家はグラス派が過半数を占めるようです。ただ、グラス派も缶・瓶そのまま派も、どちらも各々の確固たる理由が見られます。
グラスならば香りや泡、そしてリッチさを楽しめる。缶・瓶そのままならば、お手軽さや炭酸、そしてラベルデザインを楽しめる。このようにどちらもいろんなメリットや理由があるようです。
特に、グラスで飲むほうが美味しい、缶・瓶のまま飲むほうが美味しいなんて、対立していた意見も存在していました。
さて、あなたはどっち派でしょうか?
正解はありませんが、それぞれの意見を参考にしてみて、たまには違う飲み方をしてみるのもありかもしれません。
缶・瓶のまま飲んでいた人なら、グラスに注ぐことでいつもとは違うリッチ感を味わえるかもしれません。
グラスに注いで飲んでる人は、缶・瓶のまま飲むことで、また違ったクラフトビールの味わい方を発見できることもあるでしょう。
クラフトビールの楽しみ方は多種多様です!その日の気分やシチュエーションに合わせてみて、いろんな飲み方をしてみることで、新たなクラフトビールの魅力を楽しめるかもしれませんよ。