グレフル感が最高!ホッピンガレージ「婚姻のグレジュビール」はアートなビールだ
サッポロビールの「ホッピンガレージ」は、とある人物のストーリーを題材にし、その人生を表現しその人と共にビールを作るというストーリーブリューイングという製法でビールをつくっています。
これまでたくさんの人をフィーチャーしたビールが登場してきましたが、今回は新作となる「婚姻のグレジュビール」が登場しました!
早速ゲットして飲んでみましたので、この記事では婚姻のグレジュビールの紹介やレビューをしていきます。
自分が感じるまま、思うがままに、アートのように楽しむビール
婚姻のグレジュビールの題材となったのは、株式会社スマイルズの代表であり、アートコレクターでもある遠山正道さんです。
このビールに与えられたコンセプトは、「グレジュの意味は誰も知らない。それは、あなたが定め喧伝する」。
遠山さんは、このビールづくりの企画が来たときに、疑問符の多い、アートのようなビールにしたいという思いを持ち、結果としてあえて謎めいたコンセプトで包むことで、手に取ったときに想像力がふくらむ、アートのようなビールに仕立てたとのこと。
そのため、「婚姻のグレジュビール」には明確な意味は存在せず、言葉の塊としてあり、それぞれ飲む人が好きに捉える、まさに十人十色の捉え方があり、個々人の直感やアートな思考で楽しむビールとなっています。
だからこそ、甘いと感じる人もいれば酸っぱいと感じる人もいるだろうし、重い、軽いなどいろいろあり、人によって違うものでよく、受け入れ、考え、想像するきっかけにするビールになればという、まさにアーティスティックな想いが込められているビールです。
目的やゴールのない、アートな考えで。遠山正道さんの「婚姻のグレジュビール」が再発売! ― 遠山正道さん
グレフルのフルーティーさと苦味がクセになるうまさ
そんな婚姻のグレジュビールは、遠山さんはビールを何かで割って飲むのが好きということで、材料にグレープフルーツを入れたものとしてレシピを構築しました。
グラスに注げば、まさしくその材料となったグレープフルーツのフルーティーなアロマがふわ~っと漂い、ビール欲を刺激すると同時に、新しいひらめきをもたらしてくれるような香りです。
そして飲んだ感想としては、まずはグレープフルーツのフルーティーさが広がり、その直後にグレープフルーツとホップの苦味がコラボレーションしたような程よい苦さがやってきます。
喉越しは強くなく、こちらも程よい形でフルーティー感と苦味が余韻として残り、早く次の一杯が飲みたくなるくらい、そんなグレフル感の美味しさを感じられるビールでした。
まとめ
グレープフルーツを原材料に使ったビール、しかしコンセプトは人それぞれの捉え方があるというように、あなたが飲んでみるとまた違った香りや味わいを感じられるでしょう。
あなたの感性のままにビールを感じ、そうすることでなにか新しいひらめきを得られるきっかけにもなるかもしれません。
味や香りだけではなく、ビールを通じて得られる言語化できないなにか、そんなアートな飲み方をこのビールでぜひ体験してみてください。
商品名 | 婚姻のグレジュビール |
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アルコール度 | 6% |
スタイル | ホワイトビール |
原材料 | 麦芽、ホップ、グレープフルーツ、グレープフルーツピール |
品目 | ビール |
醸造所 | ホッピンガレージ |
販売ページ | https://www.hoppin-garage.com/product/grajubeer/ |