ラガーだけどエールように苦い！ホッピンガレージ「蟻鱒鳶ール」の深い味わいに感動

サッポロビールの「ホッピンガレージ」から販売されている母の日限定ギフトセットのビール6種のうち、今回は「蟻鱒鳶ール」を飲んでみました！

読み方は「アリマストンビール」ということで、その名前だけでもインパクトを受けるビールとなりますが、そんなお味はどうなのか！？

この記事では、そんな蟻鱒鳶ールのレビューをしていきます。

東京・三田のガウディの岡さんの建築「蟻鱒鳶ル」が由来

ホッピンガレージのビールはとある人物のストーリーを題材としてビールを造っていますが、今回は「東京・三田のガウディ」呼ばれ、17年以上もセルフビルドでビルの建築に挑む、建築家の岡啓輔さんの人生ストーリーを表現したビールとなっています。

岡さんは、なんと2005年からセルフビルドで建築を進めている「蟻鱒鳶ル」（アリマストンビル）という建物を手掛けており、完成は2025年予定とのこと。そんな建物の名前からなぞらえ、今回の「蟻鱒鳶ール」が構想されたとのことです。

岡さんは建築家としては感覚派タイプということで、手掛ける建物は独創性や常識にとらわれず、そんな岡さんのスタイルをビールでも表現しようと、サッポロビールとして初めて通常低温で発酵させるラガー酵母をエール並みの高温で発酵させる製法に挑戦したとのことです。

岡さんは建築やものづくりを「楽しんでつくる」という想いを大事にしており、蟻鱒鳶ールを通じて、そんな楽しさや常識を覆すような新しい発想が生まれればという想いをこのビールに込めています。

蟻鱒鳶ール – 「表現が考えを追い越す」蟻鱒鳶ルを建築する三田のガウディの人生ストーリー 岡 啓輔さん

エール並みに深い味わいのラガースタイル

さて、そんな岡さんの独創性に感化され、サッポロビールでは初めての製法で造ったというビール、どんな味わいなのでしょうか。

スタイルはラガーだけれども、エールのように高温発酵させたとのことで、色合いや香りもまさにラガーとは思えないエールのようです。

アロマはホップの華やかさが漂い、そして味わいとしてはそんなホップの苦味が口いっぱいに広がり、本当にラガーとは思えないほどに苦味が濃くて味わい深い！

そしてラガーだからこそのキレのよさも兼ね備えており、そんな濃い苦味はすーっと消え、喉越しはスッキリし、ほどよい苦味の余韻を演出してくれます。

まとめ

ラガーだけどエールのよう、そしてものづくりに対しての思いや独創性などが込められたビール、その全てが味わい深いものとなっています。

岡さんは、大勢で「乾杯！」をするビールではなく、ちょっとしんみりと飲むイメージのビールであり、そうすることで、ものづくりの悦びを噛み締めるような飲み方をしてほしいと語っています。

そんな思いがしっかりと味わえるほどの確かに味わい深いビールであり、母の日セットの一つということで、いつもお世話になっているお母様への思いを噛み締めながら、一緒に晩酌してみてはいかがでしょうか。

母の日限定ギフトセットの購入はこちら
※クーポンコード「hoppin1」で10％OFF！