近畿大学がAIでレシピを考案したクラフトビール「root」を発売!若者におすすめなフルーツビール

近畿大学経営学部経営学科・布施匡章ゼミと株式会社マウンテンゴリラが「AIビールプロジェクト」により共同開発したクラフトビール「root(ルート)」が、4月14日にクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」で発売開始されます。

若者をターゲットにしたAI発のレシピで醸造

AIビール「root」の醸造風景

「root」は、布施ゼミ生が「若者でも飲みたくなるビール」を企画し、株式会社マウンテンゴリラの「AIビールプロジェクト」によってそのエッセンスをレシピ化・醸造、商品化したフルーツビールです。

AIビール「root」のシステムの一部

「AIビールプロジェクト」は、株式会社マウンテンゴリラが蓄積したビールの製造データからIBU、FG(比重)、ph、ガスなどのレシピの割合や仕込み、発酵、貯酒のベストタイミングといったビールの設計値をAIが算出し、想定するターゲットに適した新しいクラフトビールの開発を行うもの。

若者のお酒離れが進む昨今、ビールが苦手な布施ゼミの女子大生4人による様々な実験・体験を経て生まれた「市販のビールをジュースで割って飲む」「色の変化を楽しむことで飲みやすさと苦さを両立する」といったアイデアを「AIビールプロジェクト」によりレシピ化することで、双方の強みを活かす新商品として開発されました。

りんごと梨の風味ミックスなフルーツビールに

AIビール「root」

そうして造り上げられた「root」は、りんご濃縮果汁と梨ジュースを用いて醸造された、実験形式で色と香りの変化を楽しみながら飲めるビールとなっています。

IBU21と苦味を極力抑え、ほのかにりんごと梨の香りを感じるフルーツビールは、お酒が飲めるようになったばかりでビールが苦手な人にも十分飲みやすいものですが、製品にはさらにブルーマロウの花を用いた「実験セット」が付属します。

この実験セットを用いることでビールの味わいや色を変化させて楽しみながら飲むことができ、写真やSNS映えも狙えることから「ビールはおじさんが飲むもの」「独特の味が苦手」「映えない」といったビールに対するマイナスイメージを払拭し、若者に訴求する新たなクラフトビールとして仕上げているとのことです。

まとめ

AIビール「root」のラベル

4月14日からクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」にて、支援に対するリターンの形で販売開始となります。

ビール単体での販売ならびに実験セットを同梱した「家で体験コース」に加え、醸造に協力した大阪市北区のブリューパブ・センターポイントで開催される「root」体験イベントの参加券となる「店で体験コース」も用意されています。

リターンの発送は5月中旬、店で体験コースのイベントは7月4日(梨の日)と7月11日となっています。ビールが苦手な人も、ビールをこよなく愛する人も、ぜひプロジェクトへの支援を通して「root」を体験してみてはいかがでしょうか。

AIビールプロジェクトページの公式サイトはこちら
株式会社マウンテンゴリラの公式サイトはこちら

プロジェクト概要

プロジェクト名近畿大学生が考えたAI×ビール【おいしいへの第一歩 林檎と梨のビールroot】
目標金額500,000円
期限2020年5月10日
商品概要root
・1本 330ml
・ほのかにリンゴと梨の香り
・実験形式で色と香りの変化を楽しみながら飲める
・苦さ:IBU21
リターン①店で体験コース
②家で体験コース
③ビール単体
プロジェクト詳細https://camp-fire.jp/projects/view/401298