ワニの涙
基本情報
ビール名 | ワニの涙 |
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スタイル | |
評価 | |
ABV | 8.5% |
IBU | 16 |
生産状態 | 生産中 |
説明 | 京都市内を流れるかつての運河、高瀬川沿いにあるブリューパブ、Kyoto Beer Labと今回のコラボビールについて話し合っていた時、彼らから「ハイマブリッグ(Heimabrygg)」というスタイルを提案してくれました。 ノルウェーの家庭で造られるビールに由来するスタイルで、ジュニパーベリーを浸した水を使用したモルト主体のビールで発酵にはクヴェイク(Kveik)というノルウェーの伝統的なエール酵母を使います。 伝統的な製法では、その日に採れたばかりのジュニパーベリーを醸造用の水に漬け込み、十分に香りが移った後に、それを使いマッシングやスパージングを行います。 Kyoto Beer Labのトムとレオンはオーストラリア出身であることから、この北欧の伝統的なコンセプトにオーストラリアらしい要素を加えようと考えました。 そこで、現地で手に入るレモンマートル(オーストラリアのクイーンズランド州に自生するレモンの香りがする植物)を使用し、キャンディーのようなレモン風味をジュニパーのスパイス感と調和させたファームハウスエールをイメージしました。 このジュニパーベリーとレモンマートルのブレンドをお湯に浸し、3時間かけてゆっくりじっくりと香り、風味を抽出。 その後、モルトブレンド(ゴールデン・プロミス、ウィーンモルト、小麦モルト)をマッシングし、スパージングの際も同じ摘出水を使用し、伝統的な手法をできる限り忠実に再現しました。 また、ハイマブリッグは通常、淡い色合いのビールですが、今回は3時間に及ぶ長時間煮沸を実施。 これにより糖の濃縮、アルコール度数の向上に加え、メイラード反応によって深みのある琥珀色とキャラメルやトフィーのような滋味深い風味が加わりました。 発酵にも、ノルウェー・ヴォス地方由来のクヴェイク酵母を使用。 通常の酵母よりも高温で発酵することが特徴で、その結果、トロピカルなフルーティーさが生まれます。 このユニークなビールは、キャラメルのようなモルトの甘く深みのある味わい、クヴェイク酵母由来のフルーティーなエステル香、ジュニパーベリーのスパイス感、そしてレモンマートルのハーブシトラス系の爽やかな香りが絶妙に絡み合っています。 レモンマートルは伝統的なハイマブリッグの材料ではありませんが、ビールのフレーバーを一層引き立て、本家にはない、全体を調和させる素晴らしいアクセントとなっています。 |
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飲んだ人のコメント
京都ビールラボコラボ - 8.5% Kveik。固体。
とても甘い
焦がしカラメルの風味。 甘い。
面白い、ファイバーミニみたいな香り。 レモンマートルの香りに甘味とコクが合わさり華やかな味。
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4.0