【イベントレポート】GWに開催されたDREAMBEERの飲み放題イベント「P.C.M. CRAFT BEER FESTIVAL 2022」に行って旨さと想いを存分に味わえた
ゴールデンウィークから2週間ほど立った今日このごろですが、昨年とは違って外祝自粛がなかったことから皆さんいろんなレジャーを楽しむことができた充実したGWになったことでしょう。
そんなGWにはクラフトビールのイベントも各所で開催されており、以下の記事で告知した今話題のホームビアサーバー「DREAMBEER」のイベントも行われたんですよ!
2500円でDREAMBEERから注がれるクラフトビールを飲み放題で楽しむことができるという太っ腹のイベント!
CRAFT BEER LIFEとしてこれは見逃せないということで実際に行ってみましたので、そのレポートをこの記事ではお届けしたいと思いますー。
開催場所は東京駅近くのP.C.M!賑わっていて大繁盛イベント
今回のイベントが開催された場所は、東京駅から徒歩数分でたどり着ける「P.C.M Pub Cardinal Marunouchi」というパブ。
雰囲気がとてもおしゃれなパブで、ここを一式貸し切ってDREAMBEERのイベントが開催されました。
お店の前には本イベントの看板が掲げられており、すぐに会場を発見。
開始から数時間後に到着したのですが、すでにこの段階で大盛況。常に賑わってた感じですね!
受付で手続きを済ませ、今回のイベント参加者の飲み放題チケットとしての黄色のリストバンドが渡されます。
大盛況なようでかなりの混雑ぶりでしが、手首に巻いていざイベント会場に! かなりの混雑ぶりでした。
飲み放題のビールを堪能
DREAMBEERの飲み放題は店内に設置されたサーバーでセルフサービング式で行われていました。
このようにパブ内に設置されたDREAMBEERのサーバーがズラーと並んでおり、この中から好きなものを選んで飲み放題なんです!
こちらは当日頂いたビールのラインアップなのですが、なんとこのイベントだけで全国の50ブルワリー100銘柄のクラフトビールを提供していました。
10台20タップ設置されているのですが、定期的に銘柄を入れ替えるとのことで100種類ものビールを提供されていました。
つまり、定期的に飲めるビールが入れ替わるので、長時間イベントに参加していても飽きずに色んな種類を飲み放題できたんです!なんと太っ腹!
このように注げるビールの種類が記載されており、知らないビールでもその特徴が詳細にわかるようになっています。
どれがいいのか迷っている場合にはイベントスタッフが声をかけてレコメンドしてくれたので、初心者でも気軽に楽しめるようになっていました。
いざサービング!
では、いざDREAMBEERのサーバーでセルフサービングを!
注ぎ方はとても簡単!タップをグッと手前に引くことで、ビールがコップ内に注がれる。
そして7~8割ぐらい注がれたところで、タップを奥に倒すと濃厚な泡が注がれる仕組みに。
出来上がりはこんな感じ!
サービング経験がない素人でも、きれいに注げるようになっており、最高な状態の注がれたビールを再現することができるんです。
飲み放題なので色んな種類を飲むことができて大満足なイベントでした!
DREAMBEERの開発秘話も聞いてきた
このイベントはDREAMBEERの社員さんも参加していており、開発担当の根岸さんもご参加されていたので、DREAMBEERの開発秘話も伺うことができました。
まずはDREAMBEERの内部の構造を見せてもらうことに。非常に精巧に作られており、見せてもらった瞬間に「おお!」と感嘆してしまったほど。
お話を聞く限り家庭での美味しいサービングを実現するために、たくさんの工夫とものすごい苦労をされてきたようです。
美味しさと利用しやすさを考えたペットボトル容器
まずはサーバー内にセットするペットボトルがこだわりポイントとのこと。
ビールは普通はペットボトルを使うと酸化しやすく風味が損なわれるというデメリットがありますが、そんな課題を解決するための可能な容器を時間をかけて探し、最終的に少し茶色く加工されているペットボトルを選択したとのこと。
茶色くなっていることで、ビールの酸化を防ぐことができ、ペットボトルでもビールを鮮度を保ったまま保管することが可能になったとのことです。
さらに、1容器あたり1.5L、2つサーバーに入れられるので合計3Lという大容量なのですが、こちらもビールの入れ替えを行う手間がなるべく増えずにたくさん飲めるようにというユーザー体験を考えて設計した容量であるとお話を伺えました。
泡にもこだわった設計
そしてビールには欠かせない泡にもこだわっているというお話を伺うこともできました。
家庭用のサーバーだとチューブを潰したりして擬似的に泡を作り出しているサーバーも多いですが、DREAMBEERは業務用サーバーと同じように泡を作り出す専用の装置を組み込んでいるとのこと。
それによって自然でマイルドな泡となり、多すぎず少なすぎず、華やかな香りを体現できる泡サービングを可能にしているとのこと。
サービング経験がなくても簡単にきれいに注げたのはこの仕組があるということで、これはなるほど!と感嘆せざるを得ませんでした。
温度管理も緻密な仕組みでばっちり
まだまだDREAMBEERの工夫はあります。
たくさん飲めることや泡などはビールにとって重要な要素ですが、もうひとつ欠かせない要素が温度です。
ビールの風味を最大限引き立てる温度管理は難しいもので、少しでも温度が適切でないと風味を損なって美味しく飲めなくなってしまうとのこと。
しかし、DREAMBEERは温度調整レバーで簡単に調整でき、排熱の仕組みもしっかりと搭載しているとのことで、適切な温度管理がなされるように設計しているとのことです。
利用者側にもわかりやすいように、冷えたことが点滅してわかるようになっており、ベストコンディションな温度でビールを味わうことができるようになっています。
ブルワリーを最初が集めるのが大変だったという苦労話も
しかし、そんな素晴らしい家庭用ビアサーバーとして完璧なように思えるDREAMBEERも、リリース前にはたくさんの苦労があったとのこと。
そのうちのひとつにやはりブルワリー集めが大変だったとのことです。
今では何十種類ものブルワリーのビールを味わうことができますが、やはりまだ認知されてないサービスに協賛してもらうのはなかなか苦労してもらったようで、何度も営業をかけたりしてやっとの思いで最初に協力してくれるブルワリーを見つけ、そこから草の根活動的に他のブルワリーも増やしていっていたとのこと。
さらに技術的な課題もあったようで、ペットボトルにビールを詰めるなんてことは普通の醸造施設では行わないので、いかに鮮度を保ってうまく充填するかの仕組みも構築した上でブルワリーとタッグを組んだとお話を聞けました。
もはやビール醸造の仕組みまでも考え抜いて構築しなければならないプロダクトのということで、多くの苦労とビールに対しての想いがなければ実現が難しいものですが、それを完成させたということで血と汗の結晶のような素晴らしいプロダクトで、尊敬の念に値するほどです!
一番大変だったことは、リリース前の半導体工場の火災で再設計・リリース延期というトラブル
しかし、他にも色々と苦労があったようで、特に一番苦労したこととしてはリリース前だったようです。
実はDREAMBEERのリリースは本来の時期より4ヶ月遅れてリリースされました。その原因として、機械の中に組み込んでいる半導体の工場は火災にあったことです。
DREAMBEERの装置の量産に必要な部品が調達できなくなったことで、他の工場を探さなければならず、さらに同じ半導体というわけにもいかないので、その新しい半導体に合わせた再設計をかけなければならなかったとのこと。
つまり、やっと世の中に出せるぞ!という段階で、また最初から作り直さなければいけないという最悪な手戻りが発生してしまったとのことで、それが一番大変だった、と根岸さんは話していました。
しかし、それでもめげずに4ヶ月後にはリリースしたということで、やはりクラフトビールに対してのとても熱い想いが込められた家庭用サーバーであることが伺えますね。
大満足なイベント!今後のDREAMBEERの展開が楽しみ
クラフトビール界隈でも知らない人はいないのでは、と思えるくらいに普及したDREAMBEER。
今回のイベントはとても美味しいビールも飲めたり、開発の裏話も直接伺えたので、CRAFT BEER LIFEとしてはとても大満足なイベントでした!
DREAMBEERは家庭用サーバーですが、今後は社内イベントやホテルでの設置などのビジネス向けも展開することを想定しているとのことで、今後の展開が楽しみなものになっています。
数年後にはクラフトビールがあるところにはDREAMBEERありという状態が実現している世界が待っているかもしれません。
今後もDREAMBEERはいろんなイベントを開催するでしょうし、申し込めば家庭で堪能することができるので、ぜひ興味のある方はイベント参加や購入を検討してみてはいかがでしょうか。
本当に美味しいビールを飲めることができるので、日々のクラフトビール生活のQOLがアップすること間違いないはずです!
DREAMBEERの公式サイトはこちら