HAKUBA CRAFTの2号店「肉駅停車」に行ってみた!フレッシュなビールとうまいフードが堪能できる親しみのある居酒屋

長野県白馬村でブルワリーを営んでいる「HAKUBA CRAFT」。そんなHAKUBA CRAFTは2022年からビール醸造を開始した振興ブルワリーです。

さらなる事業拡大のため、白馬駅近くに直営レストランの2号店「肉駅停車」が今年2024年にオープンされました!

HAKUBA CRAFTのビールはCRAFT BEER LIFEでも以前に飲ませていただいており、非常に美味しかったブルワリーの一つです。

そんな味わい深かったブルワリーの2号店ということで、非常に興味が湧き、CRAFT BEER LIFEのメンバーで懇親会がてら訪れてみました!

この記事ではその肉駅停車のお店レビューをテーマにご紹介させていただきます。

白馬村を盛り上げるため、過ごした幼馴染3人と一緒にブルワリーを創業

HAKUBA CRAFTは、『みんなの故郷「白馬」をつくる』をミッションに運営している長野県白馬村のブルワリーです。

スキー好きな方は知っている方が多いと思いますが、標高の高い土地であり、冬には世界中のスキーヤーが訪れる観光地ともんっています。

そんな自然豊かな白馬村をもっと盛り上げたい、魅力を世界中に届けたいという思いから、もともと白馬村出身であり上京していた3人の地元仲間が共同創業で立ち上げたとのことです。

懐かしさや趣深さを感じるネオ居酒屋のような雰囲気

肉駅停車の外観

2022年にオープンしたばかりのブルワリーですが、そのビールの品質と美味しさから人気急上昇中で、直営2号店となる「肉駅停車」を白馬駅前にオープンされました!

外観はのれんや提灯があり、どこか懐かしさを感じられる居酒屋の雰囲気となっています。


店内の雰囲気も馴染みやすさがあり、そんな雰囲気でクラフトビールを提供していることからネオ居酒屋のような雰囲気を醸し出しています。

ゆったりとして居心地が良く、クラフトビールをしっぽり飲むには最高な雰囲気です。

シーズン真っ盛りはインバウンドを狙い、オフシーズンは地元向けの居酒屋として運営

肉駅停車の内観

そんな2号店となる肉駅停車ですが、HAKUBA CRAFTの創業メンバーのひとりである田中さんにお話をお伺いしたところ、やはり有名な観光地ということで海外からのインバウンド需要を狙っているとのこと。

冬になると世界中からたくさんの観光客がスキーを楽しむためにやってきて、そのときに美味しいクラフトビールも一緒に提供できればということで、この2号店を開いたそうです。

また、オフシーズンには地元民向けの居酒屋としてリーズナブルに展開する予定とのことで、地元の人も観光客の人もあらゆる人が楽しめる居酒屋になるだろうと期待されます!

出来立てのビールはとてもフレッシュで、原料が生かされた味わいが最高に美味!

さて、ではメインとなるクラフトビールを味わってみましょう!


我々が訪れたときには季節限定ビールを含め、4種類のラインナップがタップで展開されていました。

せっかくということで4種類すべて飲んでみました。

夏季限定醸造のセッションIPA「Aone」

HAKUBA CRAFT「Aone」

まず、今夏限定のビール「Aone」です。セッションIPAということでホップのスッキリとした香りが心地よく、セッションながらもぐっと来るホップ感を感じつつも、すっきりとした喉越しで、まさに夏に最適なクールな感じでIPAでした。

ヴァイツェン「Awayuki」

HAKUBA CRAFT「Awayuki」

お次は青いラベルが特徴の「Awayuki」。ヴァイツェンの液種であり、小麦のアロマがしっかりと感じられ、味もそんな小麦の優しい風味を口いっぱいに感じられます。余韻も程よく残りつつすっきりしており、バランスの取れたヴァイツェンです。

IPA「Avalanch」

HAKUBA CRAFT「Avalanch」

「Avalanch」は苦い系が好きな方にピッタリのIPA。ホップの風味がどの銘柄よりもしっかりと感じることができ、ふんだんな苦みはまさにクラフト感満載のビールの味わいでした。

ヘイジーIPA「Tropical Snow」

HAKUBA CRAFT「Tropical Snow」

最後は、濁りが特徴のヘイジーIPA。爆発感のあるようなホップの香りが特徴的で、そのヘビーボディの味わいはガッツリな喉ごしと濃い余韻に浸ることができました。

HAKUBA CRAFTのビールはどれも原材料の味わいがスタイルに存分に生かさており、まさに王道のクラフトビールのテイストをしっかりと楽しめます。

以前ボトルで飲んでみましたが、やはりタップで飲むものはフレッシュでさらに美味しく、直営店でしか味わえない最高の体験となりました。

料理も文句なしの味わい!クラフトビールとのペアリング相性も抜群

肉駅停車のメニュー

そしてクラフトビールといえば料理とのペアリングももちろん大事。

肉駅停車ではフードメニューも充実しており、手作りのオリジナル料理が見栄えも味わいも最高に美味しく、ビールとのペアリングが最高に合うように作られていました。

生ハムとモッツァレラ 白馬風

肉駅停車「生ハムとモッツァレラ 白馬風」

おつまみ系となる生ハムとモッツァレラ。ほどよく塩加減のある味わいで、ビールと交互に堪能すると最高のペアリングを味わうことができます。

特製ポテトサラダ

肉駅停車「特製ポテトサラダ」

お肉が上に乗っているポテトサラダ。お肉のこってりした味わいと、ポテトのすっきりした風味がマッチングしており、単品だけでも満足してしまう美味しさ。

味しみ大根

肉駅停車「味しみ大根 」

こちらの料理は大根が衣で包まれて揚げられた一品。大根の揚げ料理は珍しく、一度食べるとやみつきになる美味しさ!

衣のサクサク感と大根の柔らかさのコンビネーションが抜群で、料理名通り味もしっかりしみており、食感から味わいからペアリングまですべてが美味しかったです。

和牛100% 名物レア風ハンバーグ

肉駅停車「和牛100% 名物レア風ハンバーグ」

最後は訪れた日の定食として出されていた、レア風ハンバーグ。手ごねでゼロから作ったということで、そんな手ごねでしか出せない絶妙な柔らかさが肉汁とマッチして絶品!ビールがするすると入ってしまう最高の味わいでした。

HAKUBA CRAFT、今後もさらなる飛躍を狙う

クラフトビールからフードまで、文句なしの美味しさだった肉駅停車。そんなHAKUBA CRAFTは今後も白馬村を盛り上げるため、さらなる躍進を狙うとのこと。

今回の2号店に続き、3号店も今後計画予定であり、さらに数年以内には東京進出も視野に入れているということで、非常にチャレンジ精神に溢れたブルワリーです。

最高に美味しいクラフトビールと料理を味わえる「肉駅停車」、ぜひ白馬に訪れた際にはこちらでランチやディナーを楽しんでみることをおすすめしますよ!

▶肉駅停車の情報はこちらから

余談ですが、CRAFT BEER LIFEメンバーは肉駅停車を訪れたあとにキャンプを楽しみました。

近くのスーパーではHAKUBA CRAFTのビールが売られていたので、美味しさが癖になってしまい購入!


キャンプでもHAKUBA CRAFTのビールの味わいを広大な自然のなかで楽しむことができ、まさに白馬の魅力を最高に体験できる旅となりました!