春の気まぐれ (2019)
基本情報
ビール名 | 春の気まぐれ (2019) |
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スタイル | |
評価 | |
ABV | 5.5% |
IBU | 0 |
生産状態 | 生産終了 |
説明 | 気まぐれシリーズ第16弾 (321と315バッチ目):気まぐれシリーズを最初に思いついたとき、このシリーズを、新しい原材料や技術、また、ペールエールやIPAの新しい解釈を試す場にしたいと考えていました。 また、このシリーズのビールは定番商品となるわけではないので、自由にレシピ設計ができるということに加え、季節の移ろいやお客様のニーズを反映したものを作ることができるという意味でも自由なものだと思っています。 もちろん、今年の「春の気まぐれ」に関しても同様で、今回のビール作りを通して複数の目的が達成できればいいと考えています。 その中でも今回重視したのは、伝統的なアメリカンペールエールとモダンなそれとの架け橋を目指したいということでした。 このスタイルは元来、軽くローストした穀物を少量使用することによってもたらされるほのかな甘みと、 アメリカンホップに典型的なはっきりとしたシトラス感やグレープフルーツ感とのコンビネーションを楽しむスタイルのビールとして知られてきました。 こうした風潮は、Sierra Nevadaのペールエールをはじめとしたビールにより牽引されていますが、日常的にこのビールが日本で楽しまれているという事実が、その長きにわたる人気ぶりを物語っていると言えます。 そんなホッピーなペールエールですが、デビューから40年が経ち、これまでに多くの変化を遂げてきました。 現在では、ホップのジューシーな香りや風味が好まれ、苦みやモルト感は控えめになってきています。 そうした中、今年の「春のきまぐれ」のレシピを思案していて、こんなことを思ったのです。 「元祖とモダン、この2つの概念を調和させることはできないだろうか? 」 このコンセプトを念頭に置き、今回のビールは、元祖のペールエールと同じような見た目、且つ、同じようなモルトの風味が感じられるようなものでありながら、同時に、 柔らかくてフルーティーなホップが好まれているという現在の傾向も取り入れたものにすることを目指しました。 そのために、Willamette Valleyのホップ農家であるCrosby Hop Farmの伝統的なCホップを100%使用することにしました。 今回使用したCascade、Chinook、Centennialといった品種はアメリカの典型的なものですが、それぞれのホップが甘い花のような柔らかい感じをビールにもたらし、Golden PromiseやMunich、 Crystal T50といったモルトの甘さとうまく融合してくれました。 というわけで、苦みが控えめでドライな仕上がりとなった今回のビール。 風味豊かで、世代を問わずすべてのペールエール好きの皆さんにとって最適な一杯となること請け合いです! https://www.facebook.com/KyotoBrewing/posts/1235096629986356 |
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飲んだ人のコメント
京都醸造のもう一つの素晴らしいビール
ポップもしっかり感じられる爽やかなペールエール
私はそれが好きなようにカリカリ、光、柑橘類のビット、花のハーブホップ。
スッキリ美味しい!
目の前で他のが打ち抜かれたので、気まぐれに春の気まぐれ。
小麦ペールエール
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4.0