玄選 フレッシュホップ編

基本情報

ビール名 玄選 フレッシュホップ編
スタイル
評価
3.9
ABV 6%
IBU 55
生産状態 生産中
説明 滋賀県産のフレッシュホップを使ったビールを造るにあたり、まずはそのホップの魅力を最大限に引き出すステージを用意することにしました。 ご存じのとおり、フレッシュホップは“鮮度”が命。 ホップは摘んだ直後から非常に早く酸化が進んでしまうため、素早く使うことがそのフレッシュさを活かしたビール造りの鍵となります。 そこで、収穫から24時間以内に仕込みを行えるようにし、摘みたてのホップを大急ぎで京都に持ち帰り、仕込みを始めました。 今回の品種はチヌーク。 チヌークは産地やその年の気候条件によって、実にさまざまな香りや風味を見せる興味深いホップです。 そこで、この滋賀産チヌークのテロワール(その土地ならではの味)をしっかり感じてもらえるよう、モルトはクリーンかつシンプルな構成にしました。 ベースにはマリスオッターと小麦麦芽をブレンドし、軽やかで柔らかな口当たりを持たせつつ、ホップのアロマを邪魔しない適度なボディ感を与えています。 フレッシュホップは花のような明るい香りと、ほのかに青々しい爽やかさをもたらしてくれますが、その使用量が多すぎると一転、野菜のような風味に傾くこともあります。 そこでフレッシュホップの使用はワールプールに限定し、それ以外の工程ではクラシックなホップペレットを組み合わせました。 さらに、シトラスピールや松のようなフローラル感を引き立てるため、センテニアルとシトラも加えています。 発酵にはクリーンでニュートラルな特性を持つカリフォルニアエール酵母を使用し、ややドライな仕上がりに設計しました。 摘みたての生ホップを使ったフレッシュホップビールは、このシーズンにしか味わえない特別な楽しみ。 燦々と元気な太陽を浴びて育ったホップの鮮やかな輝きが詰まっている、そんなイメージで楽しんでもらえたらと思います。

名前の由来:ただ味を追い求めるのではなく、素材に込められたストーリーや背景、人とのつながりを大切にする——そんな発想から一つひとつの素材を丁寧に選び、深く掘り下げていくことを目的として生まれたミニシリーズ「玄選」。

ブルワリー情報

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飲んだ人のコメント

4.3

久しぶりに飲んでいませんが、この香りを嗅ぐと満点が出せます

3.8

かなりホッピーなIPAですが、後味はかなり柔らかいです。フルーティーでほんのり苦い。

3.8

ホッピーでフレッシュなIPAがいい。

4.0

面白いビール。英語のipaに近いと思います。モルトからのキャラメルとビスケットの香り。ホップは花の香りに貢献します。

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