踊り場RTD好機か、酒税改正「第3のビール」から飲み替え

酒類におけるチューハイやハイボールなどのRTD(ふたを開けてすぐ飲める飲料)市場に変化の兆しが見えてきた。需要増が続いてきたが2022年に前年割れとなった。ただ10月のビール類酒税改正を踏まえ、増税になる第3のビールから税率の変わらないRTDに需要の流出が見込まれる。ビール大手各社はRTDのマーケティング強化に乗り出しており、特に食中酒としての需要拡大を展開しているのがトレンドになっている。(編集委員・井上雅太郎)

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