秋の気まぐれ (2025)

基本情報
| ビール名 | 秋の気まぐれ (2025) |
|---|---|
| スタイル | |
| 評価 | |
| ABV | 6% |
| IBU | 30 |
| 生産状態 | 生産中 |
| 説明 | 「秋の気まぐれ」と言えば、毎年決まってレッドIPAにするのですが、その中でも今年はカスケードホップを中心に据えたスタイルへと調整を加えました。 豊かな風味を持つモルトのバランスを大切にしつつ、クラシックなアメリカンホップを合わせることで、双方の風味を引き立てながらキリっとドライな後味を兼ね持つレッドIPAを意識しました。 “レッド”ビールはその名前の通り、美しい赤みを持つビールスタイルなのですが、この色を出すのが意外と難しいのです。 多くの場合、ごく少量のダークローストモルトを使い、甘味やロースト香を過剰に出さずに、色だけをうまく引き出します。 今回の仕込みでは、このビールのために普段あまり使わない2種類のモルトを採用することにしました。 ひとつは「カラピルス・コパー」で、これはデキストリンモルトを高めの温度で焙燥(ばいそう、と読みます。 焙煎が100度以上で麦芽をローストして、香ばしい風味をつける手法なのに対し、焙燥は80度ほどで、麦芽の成長を止めて乾燥させる手法)することで、ビールに赤銅色を与えるように製造されたものです。 もうひとつは「Red-X」という、これこそ綺麗な赤色を生み出すために設計されたモルト。 味わいはミュンヘンモルトとウィーンモルトの中間くらいで、長めの焙燥によって糖分が濃縮され、やや甘味が増します。 さらに今回は古典的なテクニックも採用しました。 ブラックモルト(焙煎大麦)を細かく粉にしてスパージ開始時にしっとりした状態の麦芽の上へ振りかける方法です。 これにより、ダークモルトがマッシュ時のpHへ与える影響を抑えつつ、長時間の接触で茶色くなるのを防ぎ、深みのある赤色を引き出すことができると考えられています。 ホップは、カスケーディアンスタイルに欠かせない柑橘と松の香りを狙い、力強いクラシックアメリカンホップをブレンドして使用。 定番のCascadeをはじめ、Centennial、Citra、Simcoeを組み合わせることで、柑橘のフレーバーにも抑揚が感じられるような層を持たせています。 クラシックIPAのようにしっかりホップを効かせつつ、複雑なモルト風味も存分に楽しめる、誰もが満足できる秋を代表する一杯に仕上がりました。 |
ブルワリー情報
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飲んだ人のコメント
初夏みたいな陽気の一日の終わりに、僕は一週間ぶりに秋の気まぐれを飲んだ。
しばらく距離を置いていたせいか、その青い香りと苦味が、少しだけ鮮やかに感じられる。
時間をあけることで見えてくる輪郭もある。
やれやれ。
京都インカレお疲れ様でした
今度こそ飲み納め🍺
茨城ダービーを最後まで見届けて、茨城出身のサッカーファンとして静かな充足に包まれたあと、僕は秋の気まぐれを飲んでいる。
試合の余韻がまだ体のどこかに残っていて、グラスの中の青い香りとゆっくり混ざり合っていく。
やれやれ、こういう夜は少しだけ長く続いてほしいと思う。
飲み納め
また次のシーズンに😌
年度末、ひと区切りのように秋の気まぐれのプルタブを引き上げた。 このパイニーだ。
グラスに注ぐと、松のような青い香りが静かに立ち上がって、慌ただしかった日々の余熱をゆっくりと鎮めていく。
やれやれ、こういう終わり方も悪くない。
夕食に揚げたささみの唐揚げに合わせて、秋の気まぐれを飲んだ。ジューシーに上がった油を切るには、たしかに透明でゴールドのIPAが理にかなっている。それでも、この濃い色のIPAは、同じ系譜のキャラクターをきちんと保っていて、思いのほか違和感がない。モルトの厚みと、松脂みたいな苦味が、油の余韻を静かに整えてくれる。
やれやれ、少し回り道をしたぶんだけ、味わいは深くなる。
妻と、ゲイの恋愛リアリティショーを眺めながら秋の気まぐれを飲んだ。画面の中の感情の揺れと、部屋の静けさが不思議な具合に同居している。
このビールは決してスムーズとは言えないけれど、ホップの青さが妙に節度を保っていて、会話の邪魔をしない。ちびちびと時間を引き延ばすには、ちょうどいい温度だ。
やれやれ、悪くない夜の過ごし方だ。
トラブル続きで、どうにも気持ちがささくれ立つ一日だった。
そんな日の終わりに、この色の濃いパイニーをグラスに注ぐ。青い香りとしっかりした苦味が、少しずつ心のざらつきを均していく。
やれやれ、こういう役割を引き受けてくれるものがあるのは悪くない。
週末の終わりになると、理由もなくこれを飲みたくなる。
青い香りと苦味、そしてわずかな焦げの気配。 どれもが、どこか既視感のある静けさを連れてくる。
朝のコーヒーみたいに、心の位置をそっと整えてくれる。
やれやれ。
仕事をほどほどのところで切り上げて、保育園で待つ息子を迎えに行く。 家に戻り、作り置きのハンバーグを黙々と食べる息子を見ながら僕はその横で秋の気まぐれをグラスに注ぐ。
この一連の流れは、いつのまにか小さなルーティンになっているらしい。 モルトの温かい香りと、松脂みたいな苦味が、今日という一日の終わりを静かに整えてくれる。
やれやれ、悪くない習慣だ。
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3.8