アサヒ、ビール偏重響く コロナ禍 今期業績予想を撤回

アサヒグループホールディングス(GHD)の屋台骨であるビール販売が厳しさを増している。外出自粛などで主力ビール「スーパードライ」の3月の国内販売量は前年同月比28%減と、リーマン・ショック後の09年2月以来、11年ぶりの落ち幅だった。海外でも業務用を中心に販売が急減。国内の酒類売上高の半分を占めるなど、ビール偏重が重荷になっている。 アサヒGHDの国内販売を統括するアサヒビールによると、3月のス…

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