第一列車 稚内行駅弁と朝ビールは旅の宝石箱
昼間の札幌駅での特急同時発車は、「宗谷」と「すずらん2号」のみ。目と鼻の先に、JR北海道では数少ない電車特急、789系のメタリックな先頭車が拝めたのは、眼福であった。
789系に別れを告げると、右手奥に忽然(こつぜん)と茶色い塔があらわれた。解体迫る「北海道百年記念塔」だ。野幌森林公園内にある高さ百メートルの塔は、「開拓の先人に感謝と慰霊のまことを捧(ささ)げる」ため開道百年にあたる昭和43年に着
昼間の札幌駅での特急同時発車は、「宗谷」と「すずらん2号」のみ。目と鼻の先に、JR北海道では数少ない電車特急、789系のメタリックな先頭車が拝めたのは、眼福であった。
789系に別れを告げると、右手奥に忽然(こつぜん)と茶色い塔があらわれた。解体迫る「北海道百年記念塔」だ。野幌森林公園内にある高さ百メートルの塔は、「開拓の先人に感謝と慰霊のまことを捧(ささ)げる」ため開道百年にあたる昭和43年に着
RELATED