名もなきビールとかりんとう コロナ禍の業者支援に込めた「栗」の味

岐阜県山県市は、特産品の「栗」を生かしたクラフトビールとかりんとうを開発した。コロナ禍で苦しんでいる事業者を募り、新事業への取り組みを市が支援する「岐阜山県マロンエールプロジェクト」の第1弾だ。完成した試供品には名前がなく、愛知県を含む県内外の飲食店に無償提供され、ビジネスモデル構築の一助となる。
プロジェクトでは、市が旗振り役となって商品を開発した。新業態への事業転換を検討している事業者や起業を

続きを読む