ECKHARDT

基本情報

ビール名 ECKHARDT
スタイル
評価
3.6
ABV 12%
IBU 71
生産状態 生産中
説明 アメリカ オレゴン州ポートランドの Hair of the Dog とのコラボでうまれたビール。

これが通算5回のコラボ。 そのうち3回がぼくらの工場での醸造。

仕込んだのは、SNOW MONKEY BEER LIVE 2017の際です。


12%、IBU71。

ライ麦と、ダークシュガーをつかった、スペシャルなストロング・ゴールデンエール。

アメリカのビールジャーナリズムの草分け、故 Fred Eckhardt 氏 を追悼して生まれた、Hair of the Dog の 代表的ビール "Fred" の日本版なのですが、本家の10%よりも度数がだいぶ高いです。

ホップの選択は志賀高原流。

こちらも、たぶん本家よりもだいぶホッピー。


仕込みの日、馴染みのちゃんこ屋で飲んでた際に、

「フレッドは日本通だったし、日本酒も好きだった。 これはファーストネームの Eckhardt でいこう! 」

と、すぐに決まりました。

熟成して魅力を増す、こういうハイアルコールのビールをつくらせたら、Hair of the Dog は、たぶん本当に世界で一番なんじゃないかな。


すでに2年4ヶ月を超える熟成を経てのリリースです。

もう十分飲み頃だと思いますが、今後の熟成も楽しみだったりもします。


蜂蜜や砂糖漬けの柑橘の皮みたいな、柔らかな甘さと香りに、ライ麦のスパイシーさが加わった複雑な味わい。

12%なりのボリュームはもちろん感じるのですが、熟成により、アルコールの角はとれ、柔らかな飲み口。

フィニッシュは、ダークシュガーの影響もあって、意外にドライだったりします。

チーズやナッツ、ドライフルーツとかはもちろん、蜂蜜を合わせるような料理にも相性いいんじゃないかと思います。


ラベルのデザインは、同じく HOTD の Monkey Claws、ADAMU に続き、SNOW MONKEY BEER LIVE でいつもお世話になっている Kamikene 氏。

このビールのコンセプトを伝えたところ、即、

「写真がいいですねえ」

との反応。

この写真に落ち着いたのですが、使用許可を取らなきゃということになりまして、それがぼくの仕事。

いろいろあったのですが、オレゴン州立大学に問い合わせて、快諾をもらいました。

ラベルにあるこのリンク から、Fred Eckhardt 氏についての情報をご覧いただけます。

先日の Hood to Fuji の際に、一足早く、HOTD のアランに渡したのですが、彼はもちろん、その場にいたオレゴンのブルワーたちがものすごく喜んでました。

そんな偉大な人のためのビール。

時間をかけただけの出来になったと思います。


たぶん、もうつくらない特別なやつ。

この機会に、どうぞよろしくお願いします。


アルコール度数:12%

ビアスタイル:ゴールデンスペシャルエール

http://tamamura-honten.co.jp/?pid=144517165

ブルワリー情報

写真ギャラリー

飲んだ人のコメント

4.0

リリース当時よりマイルドに感じる

3.8

共有する出荷ビール

4.0

犬オレゴンの滋賀高原と髪- こんにちは!!!!12% ブロンドエール.イーイーアー・ハイ!ドモ・ドモ私の路地のすぐ上

3.8

うわ ー。。これは全く予想外です.甘くてフルな口当たりと超ブージー。私は少し一口飲んだ後、暖かい感じです!

3.8

2020.3.23.

3.8

Backlog ようやく飲めた

3.5

ホップ感とハイアル感のある甘味の融合。 蒸留酒みたいな口当たり…

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