豊醸 赤ぶどうサワーIPA編

基本情報

ビール名 豊醸 赤ぶどうサワーIPA編
スタイル
評価
3.7
ABV 6.5%
IBU 30
生産状態 生産中
説明 NZホップのネルソンソーヴィンを主役にしたシリーズ豊醸の第2弾は山形でぶどう生産からワイン造りを行うワイン醸造所Grape Republicさんから調達したフレッシュな赤ぶどう果汁とその搾りかすを使うことに。 今春、ホップの買い付けに訪れたニュージーランドで、お目当てのホップサプライヤーFreetyle社の横に偶然Kindeliワインというナチュラルワインの製造を行うワイナリーがあることを知りました。 オーナーのAlex Craigheadさんの元でワイン造りの経験を積まれた方が日本にもいるという。 それがGrape Republicで醸造責任者を任せられている矢野さんだ。 このビールに合うぶどうの品種を相談したところ、スチューベン種を選んでくれました。 この品種は1920年代にニューヨーク州で生まれ、甘いジャムのようなキャラクターと濃厚なダークストーンフルーツの風味があることで知られています。 このダークで甘いフルーツの特徴を活かすため、ベルギー等で造られるさっぱりとした酸味のあるサワーレッドエール"フランダース・レッド"をベースにした、ぶどうのサワーエールをイメージしました。 このスタイルは素材のフレーバーをよく引き立て、深い味わいをもつことで知られています。 今回の赤ぶどうを使った豊醸ではピルスナー、ミュンヘン、ウィーンモルトのブレンドに、甘いレーズンのようなキャラクターを持つスペシャルBモルトを少量加え、ホップとぶどう果汁を迎え入れる準備をしました。 そこにパッションフルーツを練り込んだ新進ホップKohia Nelsonとネルソンソーヴィンをブレンドして投入することで、トロピカルフルーツやぶどう、柑橘系のホップキャラクターをふんだんに与えました。 この結果、サワーレッドエールとIPAの境界線がうまくぼやかされたような、さっぱりとした飲み口でありながら、じんわりと味わい深さを楽しめるビールに仕上がりました。 私がこれまで造ったビールの中でも最もユニークなアプローチをしたビールの一つであり、ぶどう果汁の個性でもってビアスタイルという垣根を飛び超える新種のIPAが誕生したといっても過言ではないでしょう。

ブルワリー情報

写真ギャラリー

飲んだ人のコメント

3.5

おお、しわを寄せて。

3.8

京都醸造株式会社

4.3

佳き😌

4.8

複雑で素晴らしい味の組み合わせ、一口ごとに異なっていました

4.0

柔らかなブドウと軽い草が茂っています。

3.5

香りはブドウのカビ臭で、少し草が茂っています。ボディはかなり素晴らしく、酸味のあるブドウとウッディなワインのノートのバランス、軽い感触、そして同じカビ臭いブドウが膨らみますが、仕上がりを台無しにするほどではありません。すごくいいです。

4.3

軽くてほのかなブドウ!

4.0

それだけだと思います、笑...

3.5

かなりおいしい。ブドウの甘さはホップによってすぐに打ち消されます。全体的にかなり滑らかです。

3.6

これを何と表現したら良いのか。 めっちゃモルティーだけど、それなりに酸味も。

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