ふなずし発酵臭、古代米…多彩なビール 大津・近江麦酒

ここでしか飲めないビールを−。そんな思いで、県産食材を生かした商品造りを続けている、大津市の地ビール製造業「近江麦酒」。ユズやブルーベリーなどの果物だけでなく、ふなずしやセタシジミといった一風変わった食材も扱う。地域に根付いたビールは、住民や観光客から人気を集めている。(柳昂介) 大津市本堅田に構える醸造所では、山下友大代表(47)が一人で作業に打ち込む。一度に造る量は百二十〜百三十リットルで、通

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