台湾離島、リトアニアビールが席巻 中国・NATOの対峙

対岸に中国大陸が間近に見える馬祖列島。台湾側が実効支配する離島は、中国国家主席、習近平（シー・ジンピン）が、1980年代から長く勤務した福建省の寧徳、そして省都の福州にも極めて近い。大陸との距離は20キロほどである。台湾本島の中心地である台北の郊外の港から、緊張する台湾海峡を跨（また）いで航行する高速船に乗れば、3時間ほどで到着する。人口1万4000人弱の馬祖列島には南竿、北竿などの島があり、

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