ご当地ビール 悩みの種の「搾りかす」 土作りに有効活用 三島

ビールの醸造で大量に発生する麦芽の搾りかす(モルトかす)を堆肥に混ぜ、農地の土壌改良につなげる取り組みをJAふじ伊豆の三島函南地区本部が始めた。全国各地で製造が広がる“ご当地ビール”の生産者にとって、廃棄にコストがかかるモルトかすの処分は悩みの種。農業が盛んな箱根西麓で、有効活用に向けた新たな連携を模索する。
モルトかすを堆肥に混ぜる関係者=5月上旬、三島市 同本部によると、堆肥にモルトかすを混ぜ

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