ビリの誉れ

基本情報

ビール名 ビリの誉れ
スタイル
評価
3.6
ABV 4%
IBU 10
生産状態 生産中
説明 ラドラーの起源にはちょっとユニークな逸話があります。 1922年、ミュンヘン郊外のディーゼンホーフェン地方でバーを営んでいたフランツ・クーグラーが開通させたミュンヘンから自分の酒場までのサイクリングトレイルが功を奏し、ある晴れた日には13000人ものサイクリストでごった返す事態に。 フランツ氏の大喜びは束の間、店で準備していたビール(ピルスナー)が底をつきそうになった時、とっさに店にあったレモンソーダとビールを混ぜて提供し、訪れる全員にビールを行き渡らせようとしたのです。 付け焼刃的なこの判断がまたうまくいき、このビールのレモンソーダ割が大好評となり、以後ラドラー(ドイツ語でサイクリストの意)と呼ばれるようになったとのこと。 Sakamichiのマシューと何を一緒に仕込もうかと話している時、しばしば話題はビールの話からサイクリングの思い出話へ脱線していきました。 彼らの醸造所が「Sakamichi」という名前になったのも、創業者のマシューとダニエルは日本全国を自転車で巡る旅で出会い、自転車好きという共通点がきっかけで友情が芽生えたことからきています。 熱量に違いはあれど私達KBCのチームもほとんどが自転車で通勤しており、自転車は切っても切れない存在。 そんな背景もあり、ラドラーというスタイルはこのコラボにぴったりすぎるほどフィット。 シンプルな構成ながらとても美味しく楽しめるこのラドラーはラガーをベースにしていて、モルトはGolden Promiseを中心に口当たりを調整するために少量のデキストリンモルトを加えました。 ホップにはMandarina BavariaとLuminosaを使用し、どちらもグレープフルーツのような爽快なニュアンスを持っています。 私達がこのビールで目指したのはレモンソーダではなくグレープフルーツのラドラー。 今回選んだルビーレッド・グレープフルーツはグレープフルーツの中でも特に味わいがよい品種で知られ、育てるのが少し難しいものの鮮やかな赤色と甘くまろやかな風味が特徴。 一般的なグレープフルーツのような鋭い苦味や強い酸味がないのも魅力です。 さらに自然な甘みを加えるため、モンクフルーツ(羅漢果)を使用。 この天然由来の甘味料は砂糖の2.5倍ほどの甘さを持ちながら糖質やカロリーはゼロ。 発酵もしないため、果物由来の鋭さを抑えながら、自然な甘さで仕上げることができました。

ブルワリー情報

写真ギャラリー

飲んだ人のコメント

3.8

ピングレの苦酸っぱさがいいね!

3.5

立川の坂道とのコラボ。
初手のピングレ感と重さは4%にしては十分👍
徐々に薄めたグレープフルーツ果汁みたいなかんじになってくるかなあ?

2.5

美味しいグレープフルーツジュース🥤

3.8

すんげ〜ピングレ

4.0

おいしい😋

3.5

酸っぱいけどグレープフルーツだと思えば何とかいける

4.0

こちらも素敵なスタイルです フランスからの観光客と飲んでも気に入りました!!
@Beerバー美山162

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