華潤と青島、脱「ビール依存」

【大連=渡辺伸】中国のビール大手2社が事業の多角化を模索している。最大手の華潤ビールは伝統蒸留酒「白酒」事業の売上高で中期的に2千億円規模をめざす。2位の青島ビールはウイスキーへの参入を計画。中国はビールで世界最大市場だが、ワインなど嗜好の広がりで販売量の縮小が続く。2社は商品の幅を拡大して成長をめざす。「(白酒は)初歩的な布石は敷いたが、なお未完成だ。ふさわしい企業を探す」。華潤の侯孝海・最

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