木内酒造、ビール原料の製麦工場 茨城での調達主体に

クラフトビール大手の木内酒造(茨城県那珂市)は6月、麦を発芽させて麦芽にする製麦の自社工場を同県石岡市で稼働する。ビールやウイスキーの原料は現在全量、製麦後の麦芽を調達しており、これを自社製麦主体に切り替える。輸入麦芽を多用してきたが、地元農家を製麦前麦の主要調達先にしていく。自社工場・地元調達により、原料品質の安定・向上を図る。同社は石岡市にあった日本酒メーカーの用地を2022年に取得。麦を

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