サッポロビール、気候変動に強い大麦の品種発見

サッポロビールの原料開発研究所(群馬県太田市)は、ビールの原料となる麦芽を採取するために使う大麦で、気候変動による降雨量の増加に耐性をもつ新品種を発見した。2030年までに新品種としての登録出願を目指す。大麦は収穫時期に雨が降ると、収穫前の種子が穂に実ったまま畑で発芽してしまう「穂発芽」という現象を起こすことがある。穂発芽した種子は麦芽の原料として利用できなくなる。地球温暖化が進む

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