ビールにご神木の香り 瑞浪豪雨で倒れた大杉をチップに

岐阜県瑞浪市の大湫(おおくて)神明神社にあった樹齢六百七十年の大杉が、昨年七月の豪雨の影響で倒れてから十一日で丸一年。倒れた大杉の一部を香りづけに活用したクラフトビール造りが進んでいる。地域のシンボルとして地元住民に愛された大杉が、形を変えてよみがえろうとしている。(真子弘之助) 麦芽の香ばしさが立ちこめる同市釜戸町のビール醸造所「カマドブリュワリー」。醸造家の丹羽智さん(65)=同県中津川市=が

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