ただいま

基本情報

ビール名 ただいま
スタイル
評価
3.8
ABV 4.5%
IBU 25
生産状態 生産中
説明 シンプルなものの中にある美——チェコスタイルのビールは、その良い例でしょう。 この「ただいま」でも、チェコピルスナーの洗練された美味しさを強く意識し、材料は極力少なくシンプルにし、それぞれを丁寧に扱うことを意識して造りました。 モルトはピルスナーモルトをベースに、ほんの少しだけウィーンモルトを加えています。 これによって、透き通ったゴールデンカラーに仕上げ、ビスケットやトフィーのようなモルトの美味しさが補強され、さらに奥行きが生まれます。 ホップは伝統的なチェコ産ザーツのみを使用。 煮沸の後半に投入することで苦味は控えめに抑えつつ、フローラルさ、ハーバル感、そしてスパイスのニュアンスをしっかりとビールの香りと味わいに加えています。 そして、こういったスタイルのビールでひと際重要なのは「酵母」で、元気な酵母を適切なピッチレート(投入量)で仕込むことが美味しいラガーを造る鍵です。 クリーンな発酵と、酵母由来のフルーティーなエステル香を適度に生むためには、この条件が不可欠。 もし酵母が不健康な状態だと、発酵中にオフフレーバー(不快な香り)が出るだけでなく、ラガーらしいクリーンな仕上がりが到底叶いません。 こうしたお約束をしっかり守り、丁寧に仕上げることで、チェコスタイルビールに欠かせない、スッキリとした飲みやすさを生み出せるのです。 そして、誰も彼もが「仕事終わりの一杯」にしたくなるチェコピルスができました。 さぁ、「ただいま」を号令にささやかなご褒美タイムを始めましょう!

名前の由来:時代が巡るように私たちの嗜好もいつだって無常なもの。 しかし、本当に良いものは忘れ去られることなく、ふらっと帰ることのできる家のように安心を与えてくれる存在だ。 流行らないかもしれないが、廃れもしない、やっぱり変わらない味。 外を知ったからこそ、その良さがしみじみと感じられる。 ビールの美味しさを純粋に感じさせてくれる原点、ラガーの素晴らしさをテーマにしたシリーズ。 そして、親しみを込めて日常何気なく交わされる言葉をそれぞれのビールの名前にしました。

ブルワリー情報

写真ギャラリー

飲んだ人のコメント

4.0

焼きたてのパン。 ビスケット。 グレープフルーツ。
とてもクリーンなつくり。
麦の旨みがっつり。 香ばしさと甘みの後に苦み。
後味はドライですっきり。

3.0

素朴で草のようなノートを持つスタイルにはやや苦い。
乾いた

3.8

イベントには行けませんでしたが、京都醸造10周年おめでとうございます!
挽いた粉のような麦の味わいと、ホップの苦味がしっかりあるボヘミアンピルス。

3.8

昨晩

4.3

ハッと、あっという間にダウンしてしまいました

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