古道をゆく
基本情報
ビール名 | 古道をゆく |
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スタイル | |
評価 | |
ABV | % |
IBU | |
生産状態 | 生産終了 |
説明 | これまでKBCが取り組んだセゾンビールの中では使用した原料から充填方法に至るまで伝統的な製法に最も忠実に造ったクラシックセゾン。 ベースとなるベルギー産のピルスナーモルトを、ドイツ産のヴィエナモルトと小麦麦芽が支えるように穀物的な甘さを添えています。 ホップはStylian Goldings(Bobek)とAramisを組み合わせることで、クラシックなハーブ様のフレーバーとほのかな柑橘感が生まれ、このビールのために特別に選んだ酵母と見事に調和しています。 さらに伝統的なセゾンを忠実に表現するのに欠かせない瓶または樽の中でゆっくりと進む二次発酵もこのビールの特徴のひとつ。 詰められたビールは熟成中にゆっくりと変化し、最初の数か月はフレッシュなホップアロマとさわやかな味わいが全面的に出ていますが、その後は丸みが生まれ、より酵母由来の味わいの特徴が際立ってきます。 これまで取り組んだことのない初の・・という鮮烈な登場の仕方はどこか似合わないビールではありますが、大の付く程セゾン愛好家である私たちにとって、今回の試みは非常に大きな意味があることなのです。 みなさんと乾杯する時はこういった本格的な一杯から始められたらどんなに素晴らしいことかと思っています! 名前の由来:今日、数々の有名なベルギーセゾンは存在するけれども、かつてのベルギーでは農家が生活の中でのどを潤すために自分にあったセゾンを造っていたと聞く。 少々大げさかもしれないが、当時は農家の数だけ名もなき醸造家がいて、無数のセゾンが存在していたのだろう。 その中でも見事な腕前と抜きんでたセンスを持った者たちが出てきて、「うちのセゾンは一味ちがうぜ」と自慢合戦が繰り広げられたに違いない。 先駆者たちの努力とセゾンへの情熱に想いを馳せながら、中世の時代からしっかり踏み固められた古道を私たちは今日もゆくのである。 |
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