第3のビール値上げで「晩酌の些細な楽しみすら奪われる…」 増税 …
酒税法改正により、ビール系飲料の「価格差」が段階的に小さくなっている。現在はビール、発泡酒、新ジャンル(第3のビール)でそれぞれ税額が定められているが、2026年10月からは350ml換算で54.25円に一本化される予定だ。酒税が低いことから「庶民の味方」として親しまれてきた第3のビールは、今年10月に、2020年10月に続く2回目の税額アップとなる。増税による値上げは家計への影響も大きく、それがきっかけで家庭内のトラブルに発展することもあるようだ。第3のビールで毎晩晩酌を楽しんでいる40代男性会社員が直面したケースを、ライターの吉田みく氏がリポートする。