余った食材に価値、ロス削減 アサヒはパン耳をビールに

製造工程で廃棄される食品残さを別の食品や日用品に活用する動きが広がっている。アサヒグループホールディングス(GHD)は食パンの耳をビール原料に使用し、ハウス食品はカレー原料としての規格を満たさないシナモンなどの香辛料をクレヨン原料に使う取り組みを始めた。米国などで先行する、廃棄物の付加価値を高めて再利用する「アップサイクル」と呼ばれる取り組みが日本でも広がっている。「ビールを造るという発想はな

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