減税・増税ビール 明暗分かれる

ビール系飲料の増減税から1年が経ち、家庭の「ビール回帰」が鮮明になっている。大手4社が12日に発表した9月までの販売動向をみると、減税になった缶ビールが各社とも伸長。一方、増税された「第3のビール」は割安感が薄れたせいか失速気味で、明暗が分かれている。昨年10月の酒税法改正でビールは減税になり、主なブランドの店頭価格は、従来より8円ほど安い1缶220円前後に下がった。一方、増税された「第3」は12

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