馴れ初め

基本情報

ビール名 馴れ初め
スタイル
評価
3.9
ABV 5.5%
IBU 15
生産状態 生産中
説明 Roggen(発音「ロッゲン」ドイツ語)は「ライ麦」を意味します。 ロッゲンビアは、ドイツのバイエルン州で生まれた中世のビアスタイルで、小麦ではなくライ麦に置き換えた色つきのヴァイツェンというようなイメージです。 ライ麦はバイエルンや北ヨーロッパなどの涼しい地域で好んでビール醸造に使用されてきました。 ところが、多くの飢饉の後に、バイエルン公国のヴィルヘルム4世が発令した1516年のビール純粋令によって、小麦やライ麦をビールに使用することが禁じられました。 ロッゲンビアはそれ以来500年近くドイツのビールシーンから消息不明になった不遇なビアスタイルなのです。 ライ麦を使ったビールはとろみのある独特の口当たりと、スパイシーな独自性を持ちます。 ヴァイツェン酵母由来のバナナ香がチョコレートモルトやカラメルモルトと相まって、チョコバナナのような印象さえ抱かせることでしょう。 また、イチジク、ベリーのような華やかさと、カカオやローストナッツのような香ばしさが両立していて、複雑なフレーバーが楽しめます。 詳しくは企業秘密ですが、忽布古丹醸造の色の濃いビールは特別な製法で酸味を抑えているため、色付きビールの独特な酸味が苦手な人には騙されたと思って、ぜひ試していただきたいものです。 一度は失われてしまったライ麦のビール「ロッゲンビア」ですが、細々と現代に残っているのは、絶えない魅力と、その光を灯し続けてきた醸造士と、それを愛するビール飲みたちがいるからに他なりません。 そんなビールを自分たちがつくるとどのような仕上がりになるのか、湧いてくる好奇心というものは抑えられないものです。 500年以上前のバイエルンにタイムリープしたつもりでご賞味ください。

ブルワリー情報

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飲んだ人のコメント

4.8

おいしい

4.0

チョコバナナわかる

3.8

麦芽の種類。飲みやすい。

4.5

駆け落ちとおなじ酵母?

0.0

ライ麦ヴァイツェンってことすかね。 トロっとした口あたりと、カラメル感が重なると、リフレッシングなニュアンスが、温かみ、落ち着きやちょっとした重厚感に置き換わる。 ヴァイツェンよりも、時間もゆったり流れる感じ。 美味しい。

3.9

柔らかい口当たりに、花のような甘い香り。

3.8

麦芽の味が、むしろ軽い

3.8

このスタイル好きだな

3.8

Slop Shopも早速混んどる!
泥のような匂い(臭いではない)。 意外と少し炭酸はある。 ヴァイツェン酵母が使われていてロゲンビアで想像していたのとは少し違う味わい。 スパイシーさは強く舌が痺れるほど。

3.8

ヴァイツェンとモルトの甘みのバランス

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