駆け落ち

基本情報

ビール名 駆け落ち
スタイル
評価
3.7
ABV 6.5%
IBU 16
生産状態 生産中
説明 代表が苦手とする禁断のヴァイツェンは、代表の居ぬ間に仕込んでしまいました。 ということで忽布古丹醸造では初めてのヴァイツェンです。 初手から少し実験的な試みを行っています。 それは、かの有名なドイツのビール純粋令(「ビールは、麦芽・ホップ・水・酵母のみを原料とする」と定めるドイツの法律)の下では、出会うことが許されなかった糖類を副原料として、2種類使用しています。 糖と言っても、もちろん甘さを足したり、コストを抑えたりするためではありません。 糖には様々な種類があり、その麦汁中の糖の組成の違いは、発酵や味わいに大きな影響を与えます。 現代の醸造らしく、糖類の添加による麦汁の組成の操作をおこない、発酵による芳香を高めるテクニックを使いました。 グラスに注ぐと、狙い通りの発酵香が立ち昇り、クローブのようにスパイシーな表情と、バナナやリンゴのような華やかな芳香と、ややドライな口当たりを楽しめます。 通常のヴァイツェンよりもドライですが、物足りなさはなく、ホップのキャラクターも「らしさ」を損なわない程度に主張的な印象です。 さらに、このビールは通常のヴァイツェンと比較すると、やや高めのアルコール度数に設計されています。 胸を熱くするようなアルコール感は、憚ることなくむきだしで、ドライに喉を駆け抜けて落ちていきます。 由緒正しくあるべきスタイルかもしれませんが、掟を破って糖と引き合わせたり、アルコールを高くしたり、ホップもふんだんに使っていたりと、垢抜けたヴァイツェンにしてみたかったのです。 禁じられることほど、やりたくなってしまうものではないでしょうか。 飲みすぎ厳禁です。

ブルワリー情報

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飲んだ人のコメント

3.3

通常のヴァイツェンより甘さ控えめ感

3.5

ああ、これは美味いな。 しっかりバナナ香あり、とろっとヴァイツェン。 アルコール感と軽やかなホップ。 満足感あるな。

3.8

軽めのヴァイツェン

3.3

ホップコタンのヴァイツェン。 甘い香りだが、味わいはすっきり。 アルコール高め。 適度な苦味。

5.0

うまい。 バナナやグローブが感じられるヴァイツェン。 バナナ感も強すぎずドライなフィニッシュ。

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