ビールの「転売ヤー」となってコロナ禍を生き抜く北朝鮮の貧困老人

戦時下から戦後にかけての日本では、食糧価格や流通の安定などを目的にした配給制度が実施された。すべての食糧が配給でのみ得られるようになり、外食をするにあたっても、役所で発行された「外食券」が必要だった。
国営レストランは、計画経済の中枢機能を果たす国家計画委員会が定めた量の食事を提供することになっており、その量に合わせた「飲食予備票」という外食券が発行される。客はそれを持っていけば、市場価格より大幅

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