若者がビール回帰、コロナ禍「20代の家飲み」にかすかな光明

ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売が伸び悩む中で、狭義の「ビール」が健闘している。上半期(1~6月)のビール類の市場規模は前年同期比で6%の減少だったと推計されている。コロナ禍で業務用が苦戦していることから全社が前年同期を下回っているが、需要動向を分析すると20代を中心に家飲み用の缶ビールが販売を下支えしている。「若者のビール回帰」に需要回復のかすかな光明が見えている状況だ。

続きを読む