とにかくビールが飲みたくなる
石井裕也監督の前作『茜色に焼かれる』では、速攻で退場してしまったオダギリジョーだが、今回は愛を語るなど、ウサン臭さ満載の無責任キャラが全編に炸裂。まったく先の見えないロードムービーに身をゆだねながら、生真面目すぎる子連れの弟を演じる池松壮亮との掛け合いを楽しむ一作でもある。また、偶然出会った韓国人兄妹との言語や思想の壁を超えたコミュニケーションとして使われる食事のシーンが際立っており、ビールが飲み
石井裕也監督の前作『茜色に焼かれる』では、速攻で退場してしまったオダギリジョーだが、今回は愛を語るなど、ウサン臭さ満載の無責任キャラが全編に炸裂。まったく先の見えないロードムービーに身をゆだねながら、生真面目すぎる子連れの弟を演じる池松壮亮との掛け合いを楽しむ一作でもある。また、偶然出会った韓国人兄妹との言語や思想の壁を超えたコミュニケーションとして使われる食事のシーンが際立っており、ビールが飲み
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